28Jun
今回は、算数タブレット教材「RISU」のモニター体験レポートです。
小学生の息子が算数タブレット「RISU」に取り組んでみての感想、保護者目線での気づきなどを書きたいと思います。
小学生のタブレット教材選びでお悩みの方は、ぜひご覧ください!
RISUってなに?
「RISU」とは、算数に特化したタブレット教材です。
簡単に言うと、「届いた教材をこなす」のではなく、「子どもの理解度に合わせて一緒に『算数マラソン』を併走してくれる存在」です。
実際に体験してみて分かった「やる気持続の秘訣」、その他たくさんのメリットについて、おいおい解説していきますね!
届いてからの準備

おためしセットが届きました!
ドキドキしながら開封します。
タブレットとタッチペン、充電器等のケーブル、取り扱い説明書、各種資料が入っています。
まず思ったのが「これからどうやって始めるのかな?」といった不安でしたが、「RISU取扱説明書」に電源の入れ方からWi-Fi接続の方法、画面操作方法など詳しく書いてあるのを見て安心しました。
説明書の通りにやることで、初めてのことにオタオタしがちな私でも簡単に設定出来ました。
一緒に入っていたパンフレットについて
また、「おためしセット」に入っていた各種パンフレットが適量だったのも、保護者としてはとても印象が良かったです。
「おためしセット」にありとあらゆる資料を詰め込んで来られると、まず初めに必要な書類がどれか分かりにくいのに加え、そのPRに圧倒されてしまうといったことが考えられます。
このパンフレットの中にあるRISU Japan 株式会社 代表取締役 今木智隆さんの「10億件の学習データが教える理系が得意な子の育て方 お試し読み版」によると、
① すべての理系科目の“入り口”になる②「理系が苦手」は、子どもの将来に致命的ともいえるマイナス③算数は、勉強のやり方を間違えなければ、誰でもテストで100点がとれる(p.001)
とあります。また、
算数を勉強していくことによって、子どもは自然に「考える力」-論理的に考える能力、問題点を見つけ解決する能力、散らかった情報を整理して考える能力、相手の質問を的確に捉える能力など-を身につけることができます。(p.002)
とあり、「どうして算数を学ぶことが大人になってからも役立つのか」「『RISU』がどうして算数に特化したタブレット教材を開発したのか」が理解出来ました。
まずは実力テスト!
まずは、実力テストを受けます。実力テストといっても気負いするものではなく、「本人がどこまでわかっているか」のチェックと考えた方が良いです。
30分から1時間、時間に余裕があるときに取り組んでくださいとありましたので、時間のあるときにやってもらいました。
学校以外でのタブレット教材は初めてでしたが、新しいことにチャレンジするワクワク感もあいまって、喜んで実力テストを受けてくれました。
このテストをもとに、息子がどこの単元からスタートするのかを「RISU」が決めてくれます。
うちの息子は小学校5年生です。RISUは「5年だから5年の算数の内容をやる」のではなく、無学年制で「自分の習熟度に合った内容で進んでいく」ということでした。
私は息子が「どの程度まで本人が理解しているのか」を全て把握しているわけではないので、こういった実力テストを受けることで、本人の理解度が分かるのであれば保護者としてもありがたいなと思いました。
いざスタートです

学年関係なしとありますが、目安として教科書に掲載されている学年別のカテゴリ「小1~小3コース」「小4~小6コース」、さらに「アドバンスモード」「数学基礎」に進むカテゴリに分かれています。
(先のコースはタップしても表示されないので、保護者ながらここのコースをクリアしたら見られるのか、早く見てみたいなという気持ちになりました)
実力テストを受けて、本人が理解している内容は「テストでクリアずみ ここは、もうとけるので、おさずに先にすすもう!」と表示されています。
そのためスタートも本人にとっての最適な単元からスタートでき、「簡単すぎて物足りない」「難しくてわからない」といった本人と教材のミスマッチが防げ、継続学習に効果的なのがメリットと思いました。
ひとつひとつ、着実に、子どもに合わせて
まず魅力を感じたのが、ひとつひとつ着実にステップを踏んでいくRISUのやり方です。たとえば「グラフ」のステージでいうと、細かく76の問題に分かれています。
見開き1ページを仕上げるといったやり方ではなく、1つの問題を解いて、100点に仕上げないと先には進めないシステムになっています。
また、紙ベース教材と比較してタブレット教材は「一瞬で答え合わせできる」ため、「本人を待たせない、分からないとこが置き去りになる」ことを防げるという利点があります。
さらに、本人がつまずいた絶妙のタイミングで(間違えたタイミングで)「せんせいどうが」という、チューターの先生の解説が入るので、本人が同じところで「わからないから進めない」といった事もなくなります。
ひとつのステージをクリアすると次のステージに進め、そのタイミングで「せんせいどうが」が入り、「おめでとう!」と励ましてくれます。
淡々と自宅で教材をこなすのではなく、困ったときには助けてくれ、頑張ったらほめてくれるという「チューター」の存在があるおかげで、小学生の子どももやる気が持続させやすい仕組みになっているなと感じました。
様々な工夫のこらされた教材


