ホーム >
ニュース >
入園・進級の春!おうちで無理なくできる取り組みについて
春といえば入園するお子さんや、幼稚園・保育園に通っているお子さんも進級する時期になりますね。子どもの成長が感じられてうれしいイベントでもありますが、同時に保護者や子どもたちにとっても不安なこともあるかと思います。
そんな入園・進級の時期に、おうちでできる子どもへのケアや取り組みについてまとめてみましたので、参考になれば幸いです!
<幼稚園や保育園での生活がイメージできるような働きかけ>
園で遊ぶ様子を見せたり、登園時間に合わせて同時刻に歩いてみたり、ホームページなどを見たりするなど、入園してからのイメージがわくようなことをするとよいでしょう。また、絵本などで、入園するとこんな生活になるんだな、というのが想像しやすいものをいっしょに読むのもおすすめです。
<できることとできないことを保護者が把握しておく>
子どもの年齢や発達度合いによって違いますが、トイレやボタンの付け外し、靴の脱ぎ履き、着替えなど、子どもができることをできないことを把握しておくのが大事です。年齢相応のことができていないからといって焦るより、子どもの現状を把握し、気になることがあれば園に相談し、連携を取りながらすすめていく、というのがよいでしょう。
<生活リズムを安定させ、スケジュールに余裕を持つ>
無理がない範囲で、起きる時間や寝る時間、昼ご飯の時間やお昼寝の時間など、ある程度目安を決めた生活を送ることで、入園してからの一定のリズムになじみやすくなります。また、入園進級などで環境が変わると、子どものメンタル面も気になりますので、スケジュールに余裕を持たせ、できるだけ自宅でゆっくり気ままに過ごせる時間が持てるようにしたいですね。
<お兄ちゃんやお姉ちゃんになった姿がイメージできるように>
幼稚園や保育園で進級するとき、園生活のなかでクラスが上の子どもたちからお世話してもらったり、逆に自分たちが下のクラスの子どもたちをお世話したりすることもあるかと思います。家庭でも、成長するとこんなことができるようになるんだ、ということや、新しく入ってきた子どもたちのことを気にかけたり、お世話したり、思いやりを持った行動ができるような言葉がけをするようにしましょう。
また、入園や進級などで部屋の模様替えや、おもちゃの整理、お気に入りのものや習慣などをやめる、などといったことがあるかと思いますが、あまり過度にやりすぎるのは子どもにとってよくないです。入園や進級などで、ただでさえ子どもの環境はがらりと変わるうえに、自分のお気に入りのものやことを「お兄ちゃん・お姉ちゃんになるから」といって無理に変えたりやめたりすると、本人の心の安定剤を奪うことにもなるからです。
ある程度は必要かもしれませんが、入園や進級後に、子どもが自分からやめたり、興味がなくなったりすることもあるでしょう。はじめは大幅にチェンジせず、子どもの様子を見ながら変えていく、というスタンスでもよいかもしれません。
・入園や進級の時期に、おうちでできる子どもへのケアや取り組みについての記事でした
・子どもが入園進級したときに、生活がスムーズにいくような取り組みをしましょう
・入園進級するからといって、無理に成長を促すのではなく、子どもの様子をみながら取り組みましょう!