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まんまーれ

赤ちゃんと妊婦さんを襲う!かわいい猫に潜む危険

かわいい猫はとても癒されますね!

ペットとして飼っている方もとても多いと思います。

しかし、そんな猫には、実は妊婦さんや赤ちゃんを危険にさらす恐ろしい菌が潜んでいるかも知れないのです。

今回は、そんな猫から感染する“トキソプラズマ感染症”についてまとめていきたいと思います。

トキソプラズマ感染症とは何だろう?

トキソプラズマ感染症とは、原虫感染症のことで、猫・豚・ヤギ・ネズミ・ニワトリ・などの体内の中に潜んでいます。

トキソプラズマ感染症は口から体内に侵入する経口感染です。

だいたい5~20日間の潜伏期間があり、風邪のような症状が何日間かでるくらいですが、赤ちゃんやエイズの人は重篤になりやすく死に至る場合もあります。

さらに妊娠中・妊娠直前のお母さんが感染してしまうと、お腹の中の赤ちゃんにも感染してしまい、“先天性トキソプラズマ症”になってしまいます。

妊娠初期に先天性トキソプラズマ症に感染してしまうと、重症化しやすく、流産してしまう可能性もあります。

先天性トキソプラズマ症に感染してしまうと以下のような症状がでてきてしまいます。

~先天性トキソプラズマ症の症状~

・脳性まひ

・低出生体重

・けいれん

・水頭症

・頭蓋内石灰化

・視力障害

・精神遅滞

・運動機能障害

トキソプラズマ感染症は、一度感染してしまうと終生免疫が継続するので、感染済みの方はあまり心配はないと言われています。

そして、妊娠6カ月以上前に感染した場合はお腹の中の赤ちゃんには影響はありません。

トキソプラズマ感染から赤ちゃん(胎児)を守るためには

妊婦さんの場合、トキソプラズマ抗体の有無などは検査することができます。

妊娠していない方もだいたい1000円くらいで、血液検査をすることができます。

お母さんが感染(確定もしくは疑い)があった場合は、早期にアセチルスピラマイシンという薬を服用します。

この薬は胎盤から赤ちゃんへ移行し、トキソプラズマが赤ちゃんへ感染するのを予防します。

服用することで胎内感染率の約60%低下すると結果が出ています。

ただ、この薬は感染前に予防するためのもので、完全に胎内感染してしまった場合は効果はありません。

普段から気をつけること

私生活で気をつけることを箇条書きに書いていきたいと思います。

~普段から気をつけること~

・豚肉、鶏肉などの生食をせず、必ず加熱する

・猫の糞の処理は妊婦さんはしないこと

・土に触れない(ガーデニングなど)

・湧水や井戸水を飲まない

・生肉を触ったら、必ずしっかり手を洗う

・果実や野菜は良く洗う

まとめ

以上が猫に潜む危険なトキソプラズマについてでした。

トキソプラズマ感染はとても怖いですが、おびえ過ぎず、猫の糞尿に気をつけたり、生食を控え足るとできることで、予防していきましょう!

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