女の人は貧血の人はかなり多いです。生理や妊娠、出産、授乳など貧血になる要因がたくさんあります。近年ではダイエットによる貧血の方も大幅に増加しています。普通の貧血は血液検査でわかりますが、血液検査でもわからない“隠れ貧血”というものもあり、検査で陰性でも常に体調が悪い場合もあります。今回は“隠れ貧血”についてご紹介していきたいと思います。
隠れ貧血とは、ヘモグロビンは正常値の「潜在性鉄欠乏症」のことを指しています。体内の貯蔵鉄が不足している状態なので、ヘモグロビンの数値でなく、フェリチンの数値を見ることにより判明します。1000万人以上、4人に1人の女性がこの“隠れ貧血”に悩まされていると言われているほど、女の人がなりやすい症状です。隠れ貧血の原因は、食生活の乱れ・過度なダイエット・妊娠・授乳・生理・婦人科系疾患などがあります。
なかなか気づきにくい隠れ貧血ですが、以下の症状にいくつか当てはまる場合、隠れ貧血を疑ってみましょう。
~隠れ貧血の症状~
・疲れやすい
・息切れしやすい
・髪の毛がよく抜ける
・顔色が常に良くない
・常に倦怠感がある
・肌荒れ
・動機がしやすい
・頭痛
日常生活にも影響してくる隠れ貧血ですが、日ごろから対策することで少し改善されますので、いくつか対策法をご紹介していきたいと思います。
①たんぱく質と鉄分(赤血球を構成する)を摂る
②鉄分には“ヘム鉄”と“非ヘム鉄”があります。
「ヘム鉄」
動物性の食品に多く含まれていて、鉄の吸収率が高い。レバー・かつお・ぶり・牛肉などに含まれている
「非ヘム鉄」
植物性の食品に多く含まれていているが、鉄の吸収率が低い。ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が上がる。ほうれん草・ひじき・小松菜などに含まれている。
③栄養に偏りのない食事
鉄分だ少ないからと言って、鉄分ばかり摂るのではなく、しっかりすべての栄養素を摂るように気をつけましょう!
④タンニンは鉄分の吸収の邪魔をしてしまうので、できるだけ控える
タンニンは、緑茶・コーヒー・ウーロン茶などに含まれています。できるだけ摂取は少なくしましょう!
⑤内科・産婦人科などに受診し、薬をだしてもらう
体が辛い場合は病院に受診し、薬を処方してもらいましょう!すぐに治るわけではありませんが、服用を続けることで隠れ貧血も治っていきます。
以上が隠れ貧血についてでした。血液検査で陰性であっても、貧血の場合があるとは恐ろしいですね!ママは特に貧血になりやすい状況なので、気をつけましょう。
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