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赤ちゃんの心や脳の発達におすすめ!「いないいないばあ」のメリット紹介
赤ちゃんへの遊びとして、昔からなじみのある「いないいないばあ」ですが、この遊びが、赤ちゃんの心や脳の発達にとてもよいことをご存じでしょうか?
この記事では、赤ちゃんとのいないいないばあ遊びのメリットのほか、いないいないばあを始めるのに適した時期、実際の遊び方などを紹介したいと思います!
いないいないばあを赤ちゃんと遊ぶのに適した時期は、5ヶ月から6ヶ月頃以降ですが、以下の理由からといわれています。
・4ヶ月頃になると、赤ちゃんは日常生活のなかで、「自分の存在」と自分以外である「他社の存在」を認知できるようになる
・同時期に、ワーキングメモリ(短期記憶。一時的に記憶を保存しておき、必要なときに取り出す)が発達する時期でもある
このため、5ヶ月から6ヶ月ごろから、身近にいる大人が顔を手で隠したときに、手の向こうに誰がいるかを覚えておき、また顔を出した際に喜ぶという「いないいないばあ」ができるようになります。
いないいないばあ遊びにはたくさんのメリットがあるといわれています!
・短期記憶する力を鍛える力のアップ…大人が顔を隠したり、赤ちゃんにガーゼをかぶせていないいないばあで繰り返し遊んだりすることで、「いつ顔が出てくるんだろう」「ガーゼいつとってくれるかな」といった、ワーキングメモリのシステムが鍛えられます。また短期記憶を鍛えることで、物事を考え処理する能力も養います。
・感情や情緒を豊かにする、想像力をつける…大人の顔が一時的に見えなくなることで不安を感じる→見えたときの喜びや、「このあとには笑顔が出てくる」といった予測や期待など、赤ちゃんのさまざまな感情に働きかけることが可能となります。
・コミュニケーション能力の向上…大人と赤ちゃんがいないいないばあをして遊ぶことで、赤ちゃんは人と人のやりとりを学びます。遊びの中で自然にお互い笑顔が生まれ、人とかかわることの喜びも得られます。
いないいないばあを大人が赤ちゃんとするとき、遊び方にはいくつかありますのでこちらで紹介したいと思います!
①ガーゼを使う
はじめは目だけを覆って、慣れてきたら赤ちゃんの顔全体をガーゼで隠し、いないいない…ばあ!と、ゆっくりとしたペースでやってみましょう。赤ちゃんに語りかけるときはハイトーンボイスでゆっくりめ、仕草は大げさに、ばあ!で満面の笑みというのがおすすめです!
②大人が顔を隠す
ガーゼなどに慣れてきたら、大人が自分の顔を隠して「いないいないばあ」してみましょう。ばあ!のときに顔から手を離すだけでなく、上下左右など、色々な場所か顔を出すと「次はどこかな?」と赤ちゃんはワクワクしてくれます!
③カーテンなどを使う、お人形やおもちゃなどを使う、お着替えのときに使ってみる
いないいないばあ遊びを色々な場面で使うと楽しいですね。カーテンなどを使って丸ごと隠れてみる、お人形やおもちゃなどにいないいないばあさせてみる、お着替えのときに赤ちゃんの足や手、顔が「いないいない…ばあ!」としてあげると赤ちゃんはとても喜びます!
・赤ちゃんの心や脳の発達におすすめ「いないいないばあ」遊びのメリット紹介でした
・始めるのは5ヶ月から6ヶ月以降がおすすめです
・ガーゼや大人が手で顔を隠す「いないいないばあ」や、カーテンなどを使う、お人形やおもちゃなどを使う、お着替えの際に赤ちゃんに使ってみるなど色々アレンジして楽しんでくださいね!