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立体感覚・想像力・巧緻性・情緒安定にも~子どもの粘土遊びにはメリットがいっぱい!
子どもの遊びのひとつとして、粘土遊びがありますね。おうちで準備して遊ぶこともあるでしょうし、保育園や幼稚園の活動のなかでも粘土遊びが取り入れられています。
子どもの遊びのなかには、興味があるもの、ないものもあるかとは思うのですが…粘土遊びは子どもの発達にとてもよいことだらけなので、みんなにぜひ遊んでほしい遊びでもあります。
今回、粘土遊びが子どもにとってどのようなメリットがあるのか調べてみましたので、ぜひご覧ください!
粘土遊びをするときには、こねたり、丸めたり、伸ばしたり、平べったくしたりくっつけたり…と、様々な手の動きが必要となります。幼児期に手先をたくさん動かすことは、手先の器用さ(巧緻性)を育て、さらに手先の神経は脳ともつながっていますので、子どもの脳の発達にもよいといわれています。
粘土のよいところは、やわらかいので、どのような形にもできるということだと思います。こよりのように細長くすることもできますし、小さいつぶつぶをたくさん作ってご飯にもできます。クッキーづくりみたいな遊びもできますし、粘土は作り手によって遊び方が無限大なところがとてもいいなと感じています!
粘土遊びは粘土というかたまりから、何か別の形を見立てて作り上げていく行為であり、造形遊びになります。したがって、対象となるものの奥行きなどを考えながら肉付けしていかなくてはなりません。
子どもたちが粘土で何か作りたい!と思ったときは、頭のなかでまず作りたいものをイメージしてから、それを形にする作業をするので、子どもに立体感覚が身につきます。
また、ものづくりを通して子どもがひらめいたり、想像したりする力を手助けしてくれるツールにもなるので、粘土遊びはとてもおすすめです!
粘土の特徴として、やわらかくて弾力があり、しっとりとした手触りということがあげられます。子どもたちが粘土に触れることで、情緒の安定やリラックス効果が期待できます。
何かを作るだけでなく、ただ触るだけ、こねるだけ、握るだけ、ひたすらちぎっていくという行為を繰り返す…ということにも意義があります。大人にもいやし効果があるみたいですよ。
準備や片付けが多少面倒と思うこともありますが、ドタバタした毎日の中で「粘土遊び」の時間を作ってあげることで、子どもの心もリセットされると思いますので、ぜひ粘土遊びを日々の活動の中に取り入れてほしいです!
・子どもの粘土遊びのメリットについて解説しました
・粘土は巧緻性、立体感覚、ひらめき力、想像力を育てます
・粘土を触るだけで、子どもの情緒安定やリラックス効果もあります!