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まんまーれ

【小児歯科】「歯牙腫」摘出手術を2回も。。2年経過し、永久歯が!

以前、大学病院の歯学部での息子の全身麻酔での「歯牙腫」摘出手術についてレポートさせていただきました。

2020年4月に行った日帰り手術でしたが、その後新たな歯牙腫が発覚し再度摘出するなど、この2年2か月様々なことがありました。

いったん落ち着いた為、経過などを振り返ってみたいと思います。

『参考過去記事』

過剰歯?歯牙腫?全身麻酔での子どもの歯科手術(前編)

過剰歯?歯牙腫?全身麻酔での子どもの歯科手術(後編)

全身麻酔での「歯牙腫」摘出手術後の経過観察

大学病院での手術を終えた翌週に、抜糸のための予約をいれました。

・・・が、

「コロナの関係で、診察を行うことをストップする必要がでてきました。

 ご自宅の近くの歯医者さんで抜糸をしてもらえますか?

 その後も極力、他の歯医者で経過観察してもらってください。」

と大学病院から電話が入りました。

コロナが流行した直後の2020年4月上旬のできごとです。

幸い、大学病院受診前にお世話になった口腔外科がご近所にある為

そちらで抜糸をしていただき、その後も3か月ごとにに足を運び経過観察も行っていただきました。

摘出した後、永久歯が問題なくはえてくるかをチェックしていましたが、なかなかはえてこない状況でした。

半年後にレントゲンの状況をみると、となりの子供の歯が邪魔をしている為、スペースがなく永久歯がはえてこれないのが原因だと判断されました。

その為、その歯を抜歯をし様子をみることになりました。。

・・・がそれでもなかなかはえてこない為、大学病院受診をする必要が出てきました。

・・・が、全身麻酔での手術を担当してくださった主治医は非常勤になってしまい、受診できるタイミングは数か月先。

子どもが0歳の頃、他の過剰歯の抜歯でお世話になった他の大学病院の歯学部があった為、問い合わせをし、予約をしました。

0歳の時にお世話になった先生が今も残っていて下さって、すぐにみていただけることになりました。

そのタイミングが2021年3月上旬でした。

まさかの再手術。。局所麻酔で実施。

その大学病院でのレントゲンをとった結果わかったのが「歯牙腫がある」ということでした。

前回の他大学での手術の際、見える範囲での歯牙腫は全てとりのぞいてもらいましたが、歯の裏側などにまだ残っていたか、

もしくは「あらたな歯牙腫ができてしまったのだろう」とのことでした。

ちなみに、必要以上にうまっている永久歯のまわりをいじると、その永久歯がぐらぐらになってしまう為、あくまでも無理のない範囲での取り除きをするのが一般的なようです。

その為、取り残しがおきてもやむをえないとのことでした。

あらたな歯牙腫摘出のための手術は、小学2年生ということで痛みにも耐えられるという判断で、全身麻酔ではなく、局所麻酔で行うことになりました。

局所麻酔の場合は、前回のような手術前3週間風邪を絶対にひけない・・・といった条件などはありませんでした。

あらたな手術をするにあたって、検査予約を行いましたが、3月下旬に学校でのコロナクラスターが発生してしまい、息子も感染・強制入院。

大学病院ということで、コロナの退院後も一定期間は歯学部受診はできずで、ひたすらその期間が終了するのを待ちました。

ようやく受診でき検査をスタートし、実際に局所麻酔での歯牙腫の再手術が行えたのは2021年7月でした。

1時間以上かけての手術でしたが、本人も耐え、泣くこともなく終わったようです。

「終了後は遅刻をして小学校に行く」と言っていた息子でしたが、やはり疲れてはいたようだった為、欠席にしそのまま帰宅しました。

食事などに関しては、前回の手術の時と同様でした。

経過観察していてもなかなか永久歯がはえてこない状況・・・

その後も3か月に1回、大学病院の小児歯科を受診しました。

毎度レントゲンをとっていましたが、永久歯の動きがにぶく、自力ではえてくるのは難しい可能性が考えられると言われていました。

ちなみに、自力ではえてくることが難しい場合は、矯正歯科で特殊な矯正装置を装着して、引っ張り出す必要があるとのことでした。

2020年の3月中旬の段階であえて矯正歯科を受診して、説明をしてもらっていました。

この特殊な矯正装置装着には30万円以上はかかるとのことでした。

(あえて受診しておいた理由は、今後の見通しを聞いておきたかったのと、初診で受診しておくとその後スムーズであったためです。

春休みギリギリ前に受診できた為、激こみの時期に当たらなかったのも利点だったといえます。)

矯正歯科での検査など

2021年の3月のタイミングで、歯の動きが鈍いため、矯正歯科を再受診するよう小児歯科にいわれました。

そして、矯正歯科での2回の検査を受けました。歯以外にも、成長の具合をみるために掌のレントゲンをとったり、

本人の1年ごとの身長体重の推移、遺伝を把握するために血族の歯並びに関する情報を問診票に記入もしました。

2回目の検査が終わった2021年5月の段階で先生方による診断を受けて今後の方針を決めることになりましたが、

幸いそのタイミングになり急に歯が動きだした為「もう少し経過をみましょう」という結論になりました。

今回の検査を受けるのに7万以上の検査費がかかりましたが、少しほっとしました。

そして、2021年6月中旬にようやく歯が歯ぐきからはえでてきてくれて、6月下旬に再度矯正歯科受診。

「3か月ほどで完全にはえきるだろう」とのことで、次の予約は3か月後でとってある状況です。

まとめ

2020年4月の全身麻酔での歯牙腫摘出手術後の経過についてお伝えしました。

まさか局所麻酔とはいえ、また歯牙腫の手術を受けることになるとは、驚きました。

そして、コロナ感染のためにロスタイムがうまれるなど、不安なこともありましたが、どうにか自力で永久歯がはえでてきてくれてよかったです。

歯牙腫になった子どもは歯並びが思わしくないケースが多いとのことです。

歯がしっかりとはえてきた後は、状況をみた上で、一般的な矯正治療を受けるかどうかの判断をすることになります。

まずは、はえでてきてくれた永久歯が、しっかりと最後まではえてくれることをのぞむばかりです。

あくまでも我が家のケースとなりますが、ご紹介させていただきました。

大学病院によって、手術を予約できるタイミングの遅いはやいはありますし、病院によっても治療方針に差があるかと思います。

ご家庭でも相談の上、治療方針などを決めてくださいね。

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