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我が家での、ざっくり脱プラ生活について~飲み物・調味料・服選び
身の回りには、プラスチック製品であふれかえっていますよね。
お子さんのものについても、弁当箱から箸箱、おもちゃや食器類など…
軽くて扱いやすいため、私もつい購入してしまいます。
ただ、ものによっては壊れやすく、買い替えが必要になるため、ゴミを増やすことになります。
また、ペットボトル飲料は合成樹脂が溶け出し、ごく微量のため問題はないとされていますが、長期的にみるとやはり心配です。
そこで、我が家で取り組んでいるゴミ減量化、健康のための脱プラ取り組みのなかから、「飲み物・調味料・服」についてお伝えしたいと思います!
完璧にはできないので、ほんとうに「ざっくり」ですが…
まずは飲み物です。
普段からマイボトルを持ち歩くようにしています。子どもには、ステンレスの水筒を持たせます。
ただ、PET製品は軽いのがメリットですよね…そこで、ペットボトルの水筒で安全なものはないかを探し、BPAフリーのマイボトルを使っています。
(プラスチック製品に含まれるBPA ビスフェノールAという化学物質が溶け出すと、人体に悪影響を及ぼすといわれているので)
ちなみに中2の娘は、友だちといっしょに選んできたというかわいいマイボトルを使うこともあります。
また、出先ではどうしてもペットボトルの飲料を買うこともありますが、そこも、まあいいかなと思っています。
保護者が知識として「避けた方がよい」と知っておくだけで、行動が変わってくると思うので!
醤油やみりん、調理用油などはできるだけガラス瓶か、缶、紙パックに入ったものを買うようにしています。
スーパーによっては、プラスチック容器のしか取り扱いがないことが多いので、生協のお店(私の地域では2種類ありますが、無添加のものが多い方の生協で)で調達します。
私が使っている醤油・みりんの容器はリユースびんなので、お店の回収BOXに入れるだけ、ゴミも出なくて助かりますね。
そのように決めてから、日頃利用しているスーパーの商品ラインナップを見てみると、いかにプラスチック容器が多いかということに気づかされました。
パスタソースもそうです。
パスタソースは、少々割高ですが、缶詰のものを買うようにしました。もしくは、手作りするか。
トマト缶については、缶詰の内側にコーティングされている物質にBPAが含まれており、トマトの酸によってそれが溶け出す可能性が…といった記事を見てしまってから、紙パックのものを購入するようになりました。
ただトマト缶は値段も手ごろなので、たまに購入することもあります。
ほんとうに、できる範囲での取り組みになります!
服からも、脱プラができます。
ポリエステル・ポリエチレンを多く使った素材の服を、できるだけ買わないようにしています。
私たちの肌にもなじみがよいので、家族の肌着はできるだけ天然素材のものとし、その上に着るものも、できるだけ天然素材のものを選んでいます。
アウターに関しては、機能性も考えて避けられないところがありますので、それはそれでよしとしながら…
私が着るアウターに関しては、ウールやアルパカの天然素材の比率が高いコートなどを選ぶようにしています(メルカリで探すと、手頃でよいのがあります。ただ、裏地がポリエステル100%ということも多いので、妥協はもちろんしています)。
また、化学繊維でも、レーヨンやナイロンは素材の持つ帯電列が+に働いているので、天然素材と、できるだけ帯電列が+の素材の衣類を身につけるようにする、といった自分のなかでのこだわりが生まれています(静電気が起きにくい服ということで)。
娘は、素材よりデザイン重視のものを欲しがるのと、夏場はスポーツ素材の肌着がいいというので、そのようにしていますが。
「これいいな」と思ったものが気軽に買えなくなるのは不便な場合もありますが、私は無理のない範囲で、この取り組みを楽しんでいます!
子どもの弁当箱についても、息子は曲げわっぱ弁当箱OKですが、娘は「みんなが使っているような普通のがいい」というので、娘はプラスチックの弁当箱です。
また、お子さんに陶器の茶碗を使ってもらい、麦茶入れはガラス製のがよいと思っても、落とした場合危ない、などと思われる方もいらっしゃるでしょう。
おもちゃも木製のみで揃えたい、という希望が昔はありましたが、プラスチックのおもちゃの中でも良質(安全性だけでなく、遊びの質としても)なものもありますし、一概にはいえないものもあります。
脱プラを意識して購入する際、安全性と使いやすさ、その他を考慮した上で、無理なく、ご自分やご家族にあったモノ選びをしていただけたらなと思います!
・我が家で取り組んでいるゴミ減量化、健康のための脱プラ取り組みについてお伝えしたいと思います!
・「ペットボトル飲料をできるだけ買わない、ペットボトル調味料を避ける、ポリエステルやポリエチレンの比率が高い服を避ける」取り組みをしています
・脱プラ製品を選ぶ際は、色々な面を考慮して無理のないモノ選びを!