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不登校経験の生徒でも、楽しく通える!通信制高校
年々増えつつある不登校になる子供たち。
社会問題として扱われることもあるほどですね。
不登校になる原因にはいくつかあるようですが、そういった子どもたちと向き合うためのしくみなどもつくられはじめています。
現に、不登校の生徒たちでも通いやすい通信制の学校なども増えつつあります。
今回は、不登校・通信制の学校についてご紹介します。
子どもたちが不登校になってしまう原因にはいくつかあるようです。
・いじめが原因となる不登校
・成績不振による自信のなさからの不登校
・家庭環境による不登校
などがあげられます。
いじめに関する問題は、現在の教育上での大きな課題となっていますが、それも一つの不登校の原因となっています。
いじめにあってしまったことが原因となり、学校に行きたくなくなってしまい、自宅に引きこもってしまうケースは多いようです。
また、学校の授業の勉強についていけないことにより、自信をなくしてしまい、登校することが苦痛になってしまった結果、不登校になるケースもあります。
そして、年々増えつつあるのが、家庭環境が要因となっている不登校です。
両親の離婚が原因、場合によっては親がなんらかの原因でなくなってしまったことにより、心に傷を負ってしまったことが原因での不登校です。
いずれも、両親・兄弟姉妹、場合によっては祖父母など、血のつながった家族からのフォローなどにより、改善できるケースはあります。
しかし、必要不可欠なのが学校の先生の力です。
先生との情報の共有、アプローチ方法の検討、場合によってはスクールカウンセラーや医師などからのアドバイスももらったうえでの対処が必要になります。
コロナがはじまってから、不登校の子どもが増えつつあるというニュースを耳にすることが増えましたね。
コロナの影響で緊急事態宣言が発令された時、場合によっては学校内でのクラスターが発生してしまったことにより、休校措置がとられた時には特に起きやすい状況になっています。
登校するという生活習慣が、休校により崩れてしまい、なかなか普通の状況にもどせない子どもも少なくないようです。
コロナ禍ならではの社会現象ともいえます。
コロナ感染を気にして、病院などへの相談も安易にはしづらい状況である為、なかなか改善が難しいケースもあるようです。
また不登校とセットで、最近とりあげられるケースが増えたのが「通信制高校」の存在です。
通信制高校と一言でいっても様々な学校があります。
不登校の生徒に限らず、在籍することができる通信制高校ももちろん多く存在します。
そして、通信制高校の種類なども増えつつあり、学校の数・キャンパスの数は年々増えつつあります。
通信制高校によって、授業の進め方は様々ですし、授業内容などに特色がある学校も増えつつあります。
そして、在籍者数や、通学する頻度や、オンライン授業の取り入れ状況などは、学校によって様々です。
私自身がよく知る通信制の学校は全日制の高校で、一般的な高校同様、毎日授業があります。
登校時間は少し遅めに設定されていて、40分授業になっていますが、1日5時間・6時間といった時間割があります。
また、定期的にオンライン授業の日を設定し、自宅で受講できる授業も取り入れています。
テストの他に、定期的に行われるレポートがあり、レポートの結果も成績に反映されるしくみになっています。
部活や委員会活動、文化祭などの学校行事も行われています。
中学時代、不登校により、あまり通えなかった生徒の受け入れも積極的にしています。
高校に入学したことにより環境がかわり、かつ中学時代不登校を経験した同じ境遇の生徒が多い為、お互いに気持ち的にリラックスして接することができているようです。
場合によっては、高校の途中から不登校になってしまい、途中から通信制の高校に編入してくる生徒も実際にいます。
中学時代、授業にあまり参加していなかった為に、学力面での自信がない生徒も多い為、中学校の復習からはじめるケースもあります。
基礎学力を身に着けなおすことによって、勉強の楽しさがわかってくる生徒も多いです。
そういった生徒の中から四年大学進学者が出るケースも珍しくありません。
もちろん、学力は十分あるけれども中学時代に不登校を経験している生徒もいますので、高校の規模によっては、レベルにあった授業を行っている通信制高校もあるようです。
集団の授業にはやはり参加しづらい・・・という生徒も実際にいる為、個別に授業対応をするケースもあります。
状況に応じて、保健室で心のケアを行ったり、ご家族との電話連絡、面談なども実施しながらサポートする体制も整っています。
今回は年々増えつつある、不登校の子供たちについての話題を取り上げました。
コロナの影響で、さらに増えつつあるのが現状です。
また、不登校を経験した学生を受け入れている通信制高校なども増えつつあります。
そして実際に入学し登校するうちに、不登校が改善されるケースも多くあります。
そういった環境が今の日本にはあるということも視野に入れつつ、対応されるとよいでしょう。