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乳幼児期の食事って大変!大切なポイント

子どもの食事、頭抱えてるママさんは多いのではないでしょうか。「きちんと」「たくさん」食べてほしい親の気持ちとは裏腹に、食事初心者の1、2、3歳の子どもたちはなかなか思うように食べてくれません。今回は、子どもの食事において大事なことをまとめました。

食事は、しつけより一緒に楽しく!

大切な食事ですが、実は栄養摂取さえできればいいわけではありません。誰かと一緒に楽しく食事をすることも大切です。幼稚園や保育園でも、みんなで一緒に食べるから笑顔溢れる食事の時間になります。食事は、人とコミュニケーションをとる大切な場でもあります。

1~3歳の子の食事の時間で最も大切なのは、「一緒に食べるとおいしい」「食事はうれしい場」という感覚を育てることに尽きます。ママやパパが、食事を楽しむ気持ちをもって一緒に食べてあげてください。

しつけも大切ですが、怒ったり罰を与えてばかりだと、食事が楽しくない場になってしまい逆効果になります。

神経質になり過ぎず、肩の力を抜いて

食事を作ってあげるのは親の役目ですが、お子さんが自分で食べようとしてるのなら、本人にやらせてあげましょう。少し手伝うくらいの感覚が良いかと。

また、栄養バランスのことが気になりますが、あまり神経質になりすぎると子どもにはプレッシャーになるので、こちらも程々にしましょう。

「食べてくれない」と悩みすぎず、「今は食べたくないのか」と流して抱え込みすぎないように。

食べ物で遊んだり食事中に立ち歩いたりするのは、おなかが空いていない、あるいは集中力が途切れてます。子どもはせいぜい5分、長くても10分ほどしか集中力は持ちません。たとえ空腹でテーブルに着いたとしても、少し食べて空腹感がまぎれれば、気が散り始めてしまいます。また、TVを見てしまうと、食べるほうがおろそかになってしまうので、食事に集中できる環境作りは大切です。

「これから食事」という気持ちの切り替えになるようなルーティンを作っていきましょう。

年齢別の傾向

1歳は、手づかみでも自分で食べさせてあげてください。親に口に運んでもらう、いわば受け身の食事とでは、栄養は変わらなくても経験に大きな差が生まれます。手遊びや感触を知るための知育本やおもちゃのように、自分で食べると固さや温度も感触でわかります。自分で選ぶと、満足感があっておいしく食べられます。遊びも学びも、主体的だと豊かな経験になるのと同じです。1歳半頃までは自由にさせてあげて、自分で食べる楽しさを経験させてあげましょう。

2歳になると、自分でやりたがるがうまくできません。大人が手を貸すと払いのけてきます…。イヤイヤ期…。親としては頭を抱える頃ですね。食べ方にもムラが出ますが、「好き嫌い」と思い込まなくて大丈夫です。盛りつけ方や切り方を変えてみるなど、親の負担にならない範囲で工夫してみましょう。反抗期でも、食べ物で遊ばない、投げない、食事中は立ち歩かないなどの基本的なルールは伝えていきましょう。

3歳は、言葉が増えて理屈がわかるようになってきます。料理に興味をもったら、できそうなことから始めてみてください。子ども用の包丁で刃物の扱いを教える、野菜を洗う、野菜を育てて収穫するなどで、親子のコミュニケーションや食事への関心にもつながります。興味が少なそうなら「手伝ってね」とちょっとずつお願いを。台所で料理の手順を眺めるだけでもおもしろいものです。

まとめ

思うように食べてくれず、親としてもイライラが積もる時期ですが、お子さんの立場に立って考えてあげることが大切ですね。

心身ともに成長させてくれる食事の時間を、お子さんと共に乗り越えていきましょう。親の食事の仕方は子どもにとってのお手本となります。

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