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子どもを甘やかすと自己中に育つワケとは?
子どもを甘やかして育てると自己中な大人になってしまいます。
そこで、なぜ甘やかして育てると自己中になってしまうのかを説明したいと思います。
親が子どものワガママを何でも許してしまうと、子どもは「自分の言ったことは何でも叶うんだ」と思ってしまいます。
以前、「学芸会で桃太郎が何人もいた」というニュースを見ました。
複数の親御さんが、「うちの子が桃太郎役をやりたいって言ってるの!」と学校にクレームをしたことが原因みたいです。
幼少期に、「世の中にはできること、できなことがある」ということを学ばないと、自分のことしか考えられない大人になってしまいます。
子どもを甘やかす親には2つのパターンがあります。
1つは、子どもを自分の一部だと捉えているパターンです。
子どもが失敗すると、まるで自分が失敗したような気持ちになります。
そのため、子どもが失敗することや屈辱感を味わうことは、自分もその感情を経験することになります。
ですので、子どものワガママに応えて、自分自身へのストレスを減らそうとするのです。
もう1つは、子どもに嫌われたくないから「NO」と言えないパターンです。
常に周囲の顔色を気にして、嫌われないように振る舞ってきた人に多いです。
自分の子どもの顔色さえ気にしてしまい、ワガママを聞き入れてしまいます。
「子どものために、願いは何でも叶えてあげたい」と考える親御さんは少なくないでしょう。
しかしこのような考えは、将来、周囲に馴染めない人格を育ててしまう可能性があります。
それは、子どものためとは言えないでしょう。「本当のやさしさ」という点で、接し方を考えてみると良いかと思います。
相手、友達のことを大事に想える人間になってほしいですね。