29Nov
子どもの自我が芽生え始め、性格や向き不向きなどもわかってくると習い事を始めるご家庭も多いですよね。ただ、スポーツや音楽、勉強の中にも様々な種類の習い事があって、わが子に何があっているのか迷ってしまう。そんな子どもの習い事に悩んでいる親御さんに向けて、幼少期の習い事におすすめ「体操」をご紹介します。
全てのスポーツの基本
活発なお子さんなら、スポーツ系の習い事を始めやすいかもしれません。中でも野球、サッカー、スイミング、体操は人気分野ですよね。その中でもダントツでおすすめなのが体操です。
その理由は、体操の体の動きは今後の全てのスポーツの基本の動きとなるためです。体操は体を操るという字の通りで、自分の体をどう動かせばイメージ通りに体が動くのかの最初のステップ。幼い頃に身についた基本は、今後新たなスポーツをする際の体幹や体の使い方などもスムーズに身につきやすくなるんです。
諦めない心をつくる
体操のレッスンでは、同じ技を美しく完璧になるまで何度も何度も繰り返します。どれだけ技が難しいものになったとしても、レッスンの始めは基本の動きからスタートするため、できる子にとっては辛抱が必要。そんな中でも少しでも美しく技が出来るか、よりレベル高く技をするかを追求していきます。難しい技も頭の中でイメージをし、何度もトライして体に感覚を覚えこませていきます。そのため、少しのことでは諦めない心が作られます。
観察力が増す
体操ではほとんど先生は見本を見せてくれません。最初に一度見本を見せたら、その後はポイントや改善点を口頭で説明されるのみです。そのため、体操の上達に大切なことは観察力です。友達の良い例、悪い例をしっかり観察し、真似をするにはどのようにしたら良いかなどを考えなくては成長がありません。こうしたことから、体操は自分で考え観察力が増すスポーツだと言えます。