29Oct
ジェネラルムーブメントという言葉を聞いたことはありませんか?赤ちゃんによく見られる動きなのですが、未だにはっきりとしたことは解明されていないといわれています。
ジェネラルムーブメントは、生後3ヶ月くらいまでに見られる
ジェネラルムーブメントとは、生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんがあおむけになった際、手や足などをバタバタと自発的に動かす運動のことをいいます。そして、このような動きを通じて、自分の体や外の世界に触れ、自分の体を認識していくと考えられているのです。生後3ヶ月頃になり、つかまり立ちやおすわりなどの、いわゆる「随意運動」ができ始めると、このジェネラルムーブメントは消えていくといわれています。
ジェネラルムーブメントは成長に必要なもの
ジェネラルムーブメントは赤ちゃんの意志とは関係がありません。けれど、規則性があり、一定のパターンの動きをリズミカルに行うという特徴があります。そして、このジェネラルムーブメントは、赤ちゃんの成長を促すために必要な動きであると考えられています。このような動きをすることにより、赤ちゃんは手足を思い通りに動かせるようになり、寝返りもできるようになり、ハイハイもできるようになっていくのです。
赤ちゃんのジェネラルムーブメントで気をつけることとは?
ジェネラルムーブメントをする時期の赤ちゃんの周囲には物を置かないようにしましょう。新生児の赤ちゃんは移動こそは自分でできないものの、手足をバタバタすることによって物が倒れてきたり、危ないものに触れてしまう恐れがあります。新生児の赤ちゃんだから大丈夫と考えず、赤ちゃんの周りには物を置かないことを徹底しましょう。