23Apr
待ちに待った赤ちゃんとの出会いに興奮冷めやらぬ日々の入院生活ではあると思いますが、何時間も激痛に耐えたママの体は自分が思っているよりも何倍もぼろぼろの状態です。出産は全治8カ月のけがをしたのと同じくらいのダメージがあるともいわれるくらいです。そんなママの体により負担のないように、回復を早めるにはどのように過ごせば良いのかまとめていきたいと思います。
分娩後のママの状態
まずは分娩後のママの状態を体験談をもとに書いていきたいと思います。まずはママの精神状態ですが、何時間も陣痛に耐え続け、最後は絶叫してしまうママもいるほどの分娩を終えたママは、疲れきっているのですが、ハイ状態になってしまいます。とてもすっきりしたような、爽快で、とにかくテンションが上がってしまうと言った感じです。しかし、体はとにかくぼろぼろです。縫ったところが痛む、後陣痛によりお腹に違和感がある、出血による貧血症状がでる、おっぱいがガチガチに張りはじめる、ごはんがのどを通らないなどのような症状が出てきます。では、こんな状態のママはどのように生活すべきなのでしょうか?以下でまとめていきたいと思います。
問題ごとに対策していこう!
①ハイ状態になり、眠れない
分娩後はとてもハイな状態になります。体は完全に疲労困憊な状態なのに、眠くなくなってしまうのです。このような時は無理に寝なくて良いのですが、横になって安静にしていましょう!入院中に限らず、家に帰ってもしばらくは家事は誰かに任せて、横になり、安静にしておきましょう。産後ハイの影響で、動けてしまうママもいますが、ここで休んでおかないと後に(産後ハイがなくなった時に)影響が出るので、気をつけましょう!
②出産の影響でご飯がのどを通らない
分娩直後はあまりに体が疲れてしまい、ご飯がのどを通らない場合があります。食べないのも良くないので、出産後のことも考えて、ゼリーなど食べやすいようなものを持参していくことをおすすめします。少しでも食べれるようになったら、栄養のあるものをしっかり食べて、体の早期回復につなげましょう!
③縫ったところが痛くて座れない
分娩する際に赤ちゃんが出てきやすいように会陰切開をします。切られた時は陣痛の痛みで全く分からないのですが、後々、縫ったところが痛くなり始めます。みんな初めは座れない程です!そんな時は円座クッションと言う真ん中が丸く穴があいているクッションがあれば、痛みも少なく座れますよ!しばらく座る時は痛いので、円座クッションは購入しても後悔はしないものですよ。痛みが強い場合は先生に相談し、痛み止めなども処方してもらえるので、遠慮なく相談してみましょう!
④おっぱいが熱を持っている、がちがちで痛くてたまらない
母乳が出始めるとおっぱいが痛くて痛くてたまらなくなる場合があります。痛みとともに熱を持ってしまう場合もあるので、そんな時はおっぱいを保冷剤などで冷やすと少し痛みが和らぎます。西松屋などにおっぱいを冷やすための形をした保冷剤などもあり、とても便利ですよ!
⑤その他
他にもいろいろあるので、箇条書きにしていきたいと思います。
~産後に気をつけること~
・腰ベルトを使用し、骨盤のゆがみを戻す
・縫ったところは清潔にする
・入院中、母子同室の場合、あまりに疲労がたまっていたら、一度赤ちゃんをナースステーションに預ける
・産辱体操をして、血流をよくする
このようなものがあります。入院中はとにかくママの体を休ませることを第一に優先するようにしましょう!家に帰ったら、育児に取り組めるように体を少し回復させておく必要があります。