27Jul
学習障がいの子どもは、しばしば「二次障がい」に襲われます。
今回は「二次障がい」とは何か、説明したいと思います。
二次障がいとは
二次障がいとは、子どもが抱えている問題や困難に、周囲がちゃんと理解していないため、その子どもに不適切な対応をしてしまい、さらなる問題や困難を抱えさせてしまうことです。
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主な二次障がいの例
・会話が上手くかみ合わず、クラスで浮いてしまう
・みんなができる問題が分からず、クラスメイトに馬鹿にされ、自信を失う
・上述の経験が原因となり、引きこもりやうつになってしまう
などが挙げられます。
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二次障がいを防ぐためにできること:1
「親が子どもの学習障がいを理解する」ことです。
学習障がいは、読み書きや計算、会話などに1つか2つ以上ある問題がある障がいです。
自分の子どもには、どのような問題があるのか理解してあげましょう。
そうすれば、その子どもに適切な学習方法を見つけることができます。
二次障がいを防ぐためにできること:2
「学校に子どもが学習障がいであることをちゃんと伝える」ことです。
「障がいがあるなんて知られたらイジメられるかもしれない・・・」
と思うかもしれません。
しかし、隠している方が周囲に馴染めず、イジメられる可能性が高いです。
ちゃんと説明すれば学校側も対応してくれるので、その方が子どものためになります。
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