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モンテッソーリ教育ってなあに!?~その弐~

モンテッソーリ教育

出典:http://montessorikids.blog.fc2.com/

日本では、幼児教育法として有名なモンテッソーリ教育。しかし、まだまだ国内においての認知度は低いようです。

前回に引き続き、モンテッソーリ教育について紹介していきます。

モンテッソーリ教育は、特徴的な教具を通じて自立した子どもを育てることを目的としています。

子どもにとって魅力的かつ整えられた環境を大切にするモンテッソーリ教育では、「敏感期」と呼ばれるキーワードがあります。

今回は、この「敏感期」を中心に掘り下げていきます。

「敏感期」ってなあに?


子どもが育っていく過程で、ある特定の事柄に特別な感受性を発揮する時期があります。モンテッソーリ教育では、このような時期を「敏感期」と呼んでいます。

簡単に言うと、子どもが強い興味・関心をもって熱心に「何か」に取り組む時期のことです。

例えば、子どもが何度も何度も同じ動作を繰り返したり、物がいつもの場所になかったらぐずったりなど、そんな経験はありませんか?

モンテッソーリ教育では、それぞれを「運動の敏感期」、「秩序の敏感期」と捉えています。

大人には、「何でこんなことするのだろう」と不思議に感じることも多いですが、それが、「敏感期」ならではの子どもの姿です。そして、「敏感期」の子どもは、すごいエネルギーでいろんなことを吸収し、身につけていきます。

そもそも「敏感期」とは、生物学者であるド・フリースが発見し、使い始めた言葉です。

生物の幼少期には、ある能力を獲得するために、環境の中の特定の要素に対してそれをとらえる感受性が特別に敏感になってくる時期があります。この一定期間の敏感な感受性は強いエネルギーとなって現れます。

この感受性を人間の中に見出し教育法に利用したのが、モンテッソーリです。

敏感期においては、子どもは努力しないで大きな能力を獲得します。もし敏感期を逃してしまったら多大な努力を必要とし、その割にはあまり成果があがらないと言われています。

この敏感期にこたえられる環境を整えることこそが、モンテッソーリ教育の基本であり、「最も適した時期に、最も適した活動を」という言葉が、それを象徴しています。

モンテッソーリ教育における5つの分野ってなあに?


モンテッソーリ教育

出典:http://www.trade-port.jp/montessori.html

モンテッソーリ教育で使われる教具は、子どものそれぞれの「敏感期」を元に、次の5つの分野に体系化されています。

1.日常生活練習
洗濯やアイロンがけなど日常生活の様々な練習を通し、子ども自身の生活を依存から自立へと成長させ、さらには精神的にも自立する心を育てます。

2.感覚教育
子どもは3歳から6歳の間に、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が著しく発達する敏感期があると言われています。感覚の発達は知的活動の基礎となるため、モンテッソーリ教育の中でも特に重要視されています。

3.言語教育
モンテッソーリの言語教育は、言語発達の敏感期に従い、教育内容が系統だっています。日常生活練習と感覚教育を基礎とし、子供の興味や傾向に適したゲームや、言葉遊びが導入や展開に用いられます。「話す」「書く」「読む」だけではなく、「文法」や「文章構成」も早い時期から学びます。

4.数教育
モンテッソーリの数教育は、具体的に感覚で捉えることのできる「数量」から入っていきます。具体物である「数量」と、その数量を言い表すときに使う「数詞」、書き表すときに用いる「数字」の三者関係を重視し、これら三者が一致したときに初めて数量概念を身につけたと判断します。

5.文化教育
動植物、地理、地学、歴史、道徳(宗教)、音楽、体育、美術などが含まれます。生命の神秘への興味や芸術に関する表現力など、多岐にわたった能力を育みます。

モンテッソーリ教育が、世界各国で長く支持され続けているのには、まだまだ多くの理由がありそうです。

次回は、モンテッソーリ教育が科学的教育と言われる所以である「観察」について触れていきたいと思います。

まとめ


・「敏感期」の子どもは、すごいエネルギーでいろんなことを吸収し、身につける!

・モンテッソーリ教育は、「日常生活練習」、「感覚教育」、「言語教育」、「数教育」、「文化教育」の5つの分野に体系化されている!


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