16Mar

3月から4月にかけて、お友だちと離れてしまったり、また新しい出会いがあったりで、悲しいことやつらいこと、うれしいことなど、たくさんの気持ちを感じる時期かなと思います。こんな時期に子どもたちとぜひ読んで欲しいのが、ともだちをテーマにした絵本「ともだち絵本」です。本記事では、3冊紹介したいと思います。絵本をいっしょに読むことにより、共感したり、ワクワクしたりしながら、お友だちの大切さについて考えたいですね。
「あーそーぼ」 やぎゅうまちこ:作 福音館書店
「あーそーぼ」とおんなのこが、ぶたこに声をかけにいきます。「いーまはごはんのまっさいちゅう おかずはなあに さかなととまと」わらべうたの「ひとやまこえて」のふしまわしにのせてのやりとりがかわいらしいです。あーとーで、といわれて、待つのではなく、いっしょにそれを楽しみ、そのままおともだちつれて次のおうちにおともだちを誘いにいく、っていうとっても楽しい展開のともだち絵本です。まずはおともだちに声をかけてみよう!って子どもたちにも伝えたいですね。
「あおくんときいろちゃん」レオ・レオニ:作 至光社
あおくんときいろちゃんはとっても仲良しです。おともだちは他にもたくさんいて、みんなで遊んでいます。ある日、お留守番中にあおくんはきいろちゃんと遊びたくなり、探しにでかけますが、なかなか会えず…街角でばったり会えて、うれしくてうれしくて、なんと「みどり」になりました!たくさんいろんなことをして遊び、そのままおうちに帰るのですが、みどりになったのであおくんときいろちゃんと気づかない!でも、悲しくなったふたりは泣いて泣いて…!?シンプルだけど、おともだちとのかかわりについて深く学べる、ともだち絵本です。大人が読んでも考えさせられますよ。
「とん ことり」筒井頼子:作 林明子:絵 福音館書店
かなえは知らない街に引っ越してきました。荷物を出すのを手伝ったかなえは、疲れて座っていると、玄関のほうで「とん ことり」とちいさな音がします。ゆうびん?かなえが見に行くと、郵便受けの下にすみれの花束がありました。次の日はたんぽぽ、次はお手紙が!引っ越してきたときの子ども心に揺れ動く気持ちと、新しいおともだちとの出会いの喜びに、いろんな思いが絵本から読み取れます。街並みや家のつくり、全てがちょっと前のものですが、それも新鮮で興味深いともだち絵本になります。

