親子ですくすく子育て応援サイト

menu

まんまーれ

子どもの音読によるメリット6つ紹介!

小学校の授業や宿題でも取り入れられている、子どもの音読。斎藤孝さんの「1分間速音読ドリル」も話題になっていますね。音読には、記憶力アップや語彙力・読解力の向上、コミュニケーション力の向上、情緒安定など、さまざまなメリットがあるといわれていますので、この記事で具体的に紹介したいと思います!

 
 

脳の活性化によって記憶力向上

音読をすることで脳の血流量が増え、脳が活性化されます。特に活性化されるのが、脳の前側にある前頭前野という部分です。この前頭前野は、記憶・思考・学習などをつかさどる部位になり、この部位を活性化させることで記憶力の向上につながるともいわれています。

 
 

コミュニケーション能力の向上

脳の前頭前野のもつ働きとして、コミュニケーション能力の部分も担っています。音読の際にハキハキと滑舌の良い発声を意識することで、他者に伝わりやすい言葉の話し方のトレーニングにもなります。そのため、声を出すことに苦手意識を感じている子どもにも、音読はよい発声の機会になるというメリットがあります。

 
 

セロトニンで情緒安定

音読することにより脳の前頭前野が刺激され、セロトニンという物質が分泌されます。これは攻撃的になりがちなアドレナリンという物質を抑制し、気持ちを落ち着かせる作用があるといわれています。音読により、子どもの気持ちを落ち着かせてストレス軽減につなげましょう。

 
 

語彙力や読解力の向上

黙読と違い、音読するには文章のまとまりを捉えること、漢字の読みを知ること、文章の流れを考えながら読むことが求められます。そのため、子どもが音読することにより、語力や読解力の向上につながるというメリットがあるのです。

 
 

黙読するスピードアップ

音読を繰り返し読むことにより、初めはつっかえたり間違えたりすることが多い文章でも、次第にすらすらとスムーズに読めるようになってきます。これは、音読を継続することで、文章のまとまりや構造、流れなどを理解しながら読める力がついていくからです。そのため、黙読した際の文章が速く読めるようになります。

 
 

口周りの筋肉・口腔内の機能を鍛える

音読する際は唇や舌、口周りの筋肉が動きます。このことで、コロナ禍でのマスク生活により日頃忘れがちな口周りの筋肉、口腔内の機能が鍛えられるというメリットがあります。マスクする時間が長いゆえに、口周りの筋肉を使う意識が低下している恐れがありますので、積極的に子どもに音読する機会を設けましょう。

 
 

まとめ

子どもが音読するメリットについてお伝えしました。時には面倒と感じる音読ですが、音読のメリットを知ることにより、「これはやったほうがぜったいにいい!」と思えたので、音読はほんとうにおすすめです!我が家でも、斎藤孝さんのドリルをこれから買ってみようかなと思います。

音読の効果(認知機能・口くう機能の改善)とやり方について | NHK健康チャンネル

国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル | 齋藤孝 |本 | 通販 | Amazon

コメントは利用できません。