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まんまーれ

親子で歌おう!歌いつぎたい日本の童謡「めだかの学校」

  • 2020

今回はお子さんと一緒に歌える童謡の中から、「めだかの楽校」を紹介します。水温む春にぴったりな一曲です。

NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」にて、昭和26年に発表されたそうです。子供たちにもわかりやすい歌詞ですし、繰り返しのメロディがとても覚えやすい童謡ですね。

小川で遊ぶメダカたちの様子が瑞々しく表現されていて、自然豊かな日本の田園風景が浮かんできますね!

「めだかの楽校」とは


「めだかの楽校」は茶木滋作詞、中田喜直作曲による日本の童謡です。広く知られた名曲で、「日本の歌百選」にも選ばれています。

茶木滋は童話・童謡作家として活動し、なかでも、詩「とても大きな月だから」は、あのフランク永井によって歌われています。(作曲は服部公一)また、作曲の中田喜直は、「ちいさい秋みつけた」の作曲でも知られています。

歌詞紹介


「めだかの楽校」作詞:茶木滋 作曲:中田喜直

めだかの学校は 川のなか
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなで おゆうぎ しているよ

めだかの学校の めだかたち
だれが生徒か 先生か
だれが生徒か 先生か
みんなで げんきに あそんでる

めだかの学校は うれしそう
水にながれて つーいつい
水にながれて つーいつい
みんなが そろって つーいつい

メダカたちの楽しそうな様子が生き生きと表現された歌詞ですね。暖かい春の一日、散歩にでも出かけたのでしょうか。そのときに小川で遊ぶメダカたちをみて、学校を思い浮かべたのですね。

作詞された1950年は、戦後の傷跡もまだ深かった時期だと思います。そんな中描かれたメダカたちの平和な光景は、多くの日本人の心を癒してくれたのかもしれません。

当時はとても身近に、季節を感じさせてくれる生物だっためだかですが、現在はその生息数を減らし、2003年には国の絶滅危惧種に指定されました。

自然とふれあい、季節を感じて生きることは、子供たちの豊かな感受性を育むうえで、とても大切なことです。自然環境保護の意識も高まってきている現代、子供たちがのびのびと成長する環境として、歌の中で描かれているような自然を、大切にしていきたいものですね!

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