2Dec
「わが子にどんな子に育ってほしいか」という質問をすると、「思いやりのある子に育って欲しい」という答えが多く返ってきます。でも具体的に日々の子育ての中でどう接していったらいいのでしょうか。
思いやりはこうして育つ
生後1~2か月になると、赤ちゃんってにっこり笑うようになりますよね。これは単に真似をしているのではなく、ママの嬉しい気持ちに共感して笑うといわれています。ママがいなくなり寂しくなると泣き、ママがもどってきてくれて抱きしめてくれる。赤ちゃんもママも幸福感を感じる。この「幸福感や喜びの共有」の経験をたくさんすることが大切です。抱きしめてもらう、暖かい声をかけてもらう、頭をなでてもらう事で得られる幸福感。ここを感じる経験なくして、人を思いやる心は育っていきません。
難しく考えないで
思いやりのある子に育つには、「喜びの共有体験」がたくさん必要なことはわかった。でも具体的にどうやって?と感じた方、安心してください。難しく考えなくても大丈夫です。日々の生活の中で「この料理美味しいね~~」「くすぐり遊びって楽しいね~」「背中をなでてもらうの気持ちいいね~」「この絵本面白いね~」と笑い転げる。こうやって喜びの気持ちを一緒に感じる事ができれば、お子さんの中で「思いやりの心」がすくすく育っていきます。