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花粉のつきにくい子ども服の素材は何がいい?おすすめの着方も紹介
子どもの花粉症が年々ふえているといわれています。この時期、できるだけ余分な花粉をからだに浴びたくないし、持ち込みたくないところですよね。ただ、子どもにはどうやって花粉対策すればよいのか分からない、といった方も多いのではないでしょうか。そこで今回紹介するのは、花粉のつきにくい子ども服の素材についてのお話です。あわせて、花粉対策になるおすすめの子ども服の着方についても解説します!
花粉のつきやすい素材として、ウールやポリエステルなどのフリース素材があげられます。ウールやフリース素材は保温性があり春先まで洋服の素材などに使われることも多いですが、繊維の表面にデコボコがあるため、そこに花粉がつきやすいといわれています。
花粉対策しながら子ども服を着せる際は、ウールやフリース素材をできるだけ避けるのがよいでしょう。
素材だけでなく、静電気により花粉が服につきやすくなります。服の素材はプラスに帯電しやすい服とマイナスに帯電しやすい服の素材があります。
プラスに帯電しやすい素材:ナイロン、ウール、絹、レーヨンなど
マイナスに帯電しやすい素材:アクリル、ポリエステル、アセテートなど
このなかで、プラスとマイナスの素材の服を重ね着することで摩擦がうまれ、静電気が発生しやすくなります。子ども服を着せるとき花粉対策として、プラスとマイナスの素材の重ね着を避けるのが大切です。
花粉がつきにくい素材の子ども服選びでおすすめなのは、ポリエステル、ナイロンなどの素材です。ポリエステル、ナイロンは表面がつるつるしており、さらに生地が高密度で花粉がつきにくいというメリットがあります。また綿素材は、プラスマイナスどちらの性質ももたず、静電気の影響をうけにくく花粉がつきにくい特性があります。肌着やトレーナー、パーカーなど子ども服の花粉対策にはもってこいですね。先ほどあげた、プラスとマイナスの素材の重ね着を避けたいときにも、綿素材の服を間にはさむことで静電気を軽減することができます。また、なかなか手持ち服を買い直すのは…といった場合は、肌着だけでも綿にしてみることをおすすめします。
花粉の時期、子どもに帽子をかぶせることで、髪の毛に付着する花粉を少しでも減らせるというメリットがあります。おうちに入る前に帽子をはたき、家に花粉を持ち込まないようにしましょう。UVカットも兼ねたつば広なもの、花粉がつきにくい加工がしてある布を使ったもの、フェイスカバーのついたものもありますので、使いやすいものを選んで花粉対策しましょう。
・花粉のつきにくい子ども服の素材選びと、おすすめの着方も紹介しました
・ウールやフリース素材を避け、また静電気の起きやすい着方を避けましょう
・ポリエステルやナイロン、綿がおすすめです!帽子も有効、花粉対策しましょう!