赤ちゃんがねんねからたっち、歩けるようになる発達段階のなかで、「ハイハイ」がありますね。このハイハイの動きには、赤ちゃんにとってたくさんのメリットがあるといわれています。この記事では、赤ちゃんのハイハイが具体的にどのようによいかについて解説します!
赤ちゃんのハイハイは、手のひらと膝が床についた状態で移動する「よつんばい」のことをいいます。ハイハイの初期にはお腹をくっつけたままで移動する「ずりばい」、また、ハイハイの次に手のひらと足だけを床についた状態で移動する「高ばい」も含めて「ハイハイ」とする考え方もありますが、この記事で扱う「ハイハイ」は、よつんばいとすることにします。
赤ちゃんのハイハイには、たくさんのメリットがありますので、ここで具体的に解説します。
・赤ちゃんのハイハイは体全体を使う全身運動のため、筋肉の力がつけられる
・ハイハイの動きには手と足の連動が必要で、この連動を可能にするためには体幹に力が入ることが不可欠なため、赤ちゃんの体幹トレーニングになる
・手足を支えることが必要になり、体のバランス感覚が養われる
・赤ちゃんが自らハイハイすることで赤ちゃんが受ける情報量が増え、脳の活性化につながる
・自分で「やってみたい」と思える意欲や自我、好奇心のめばえを促す
このように、赤ちゃんのハイハイにはたくさんのメリットがありますので、ハイハイの時期にたくさんさせてあげたいですね!
赤ちゃんがハイハイしやすくなるきっかけや環境づくりをしてあげましょう!
・お布団などの上で赤ちゃんを腹ばいにさせて、お腹のほうを持ち上げ、四つんばいの状態を少し作ってあげて、赤ちゃんに四つんばいを覚えてもらう
・うまく進めないときは、本人のじゃまにならない程度に保護者がサポートしてあげる
・保護者がいっしょにハイハイしてみたり、他のお友だちのハイハイを見せたり、おもちゃを置いてみて移動したくなるようにさそってみる
ハイハイ(四つんばい)運動は大人の健康法としても注目されていますので、いっしょにやることで赤ちゃんにとってもよいですし、自分の健康にもよいですよ。ぞうきんがけの家事もよい運動になりますので、おすすめです!
・赤ちゃんのハイハイのメリットについて解説しました
・ハイハイは全身運動で筋力アップ、体幹トレーニング、脳の活性化や赤ちゃんの自我の発達など、よいことだらけです
・大人にもよいので、いっしょにぜひどうぞ!