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子どものほめ方の呪文「イ・オ・プ・カ・シ」やってみよう!

子どもをほめることは、自己肯定感や将来の社会的な能力を高めるとともに、子どもの情緒安定においても大事ですね。ただ、具体的なほめ方について分からないときもあるかと思います。

そんなときにおすすめなのが、おへそグループ統括園長の吉村直記さんがすすめるほめ方の呪文、「イ・オ・プ・カ・シの呪文」です。

イ・オ・プ・カ・シの呪文は、5つのほめ方の呪文の頭文字からなる言葉です。それぞれ紹介していきますので、ぜひご覧くださいね!

イ(イイトコ褒め)

子どもの「イイトコ」にフォーカスし、できたことをほめてあげるのが「イイトコ褒め」です。ひらがなの書き順や書き方が違ったとしても、途中で「抱っこ!」となったとしても、頑張って書けたことや、歩けたことに対してほめてあげましょう。できないことや達成できていないところばかりを挙げてしまうと、子どもは取り組むことや行動することをあきらめてしまうこともありますので気をつけましょうね。

オ(オドロキ褒め)

たとえば、おうちでの食事中、苦手なものが食べられたときなど「おお!ワカメがなくなってるー!」のように、リアクションを大げさにしながらほめてあげるのが「オドロキ褒め」です。「ええっ!自分でトイレできたの?すごーい!」「わあ!ブロックお片付け一人でできたの!?」など、日常の色々な場面で取り入れられそうですね。子どもはとっても笑顔になりますよ!

プ(プロセス褒め)

勝ったor負けた、できたorできなかった、などという「結果」をほめるのではなく、その過程であるプロセスをほめてあげるようにしましょう。結果については、運動能力や体質、発達の度合いや年齢、そのときの状況など様々な要因がからんできますので、本人が頑張ったこと、どのようにそれに対して取り組んだのかに注目してあげて、認めてあげるのがとても大切です!

カ(カンシャ褒め)

子どもが食器を運んでくれた、ゴミを拾ってゴミ箱に入れてくれた、弟のお世話をしてくれたなど、何かしてくれた時に「ありがとう」と伝えることも、ほめのひとつ、カンシャのほめ方になります。子どもが信頼する大人がほめてくれ、喜んでくれることは、子どもが「もっとやりたい」という気持ちにつながります!

シ(シツモン褒め)

子どもができるようになったことについて、「おお!すごいね!これ、どうやってやるの?」などという風に、子どもに質問するほめ方「シツモン褒め」というものです。きょうだいやお友だちなど、何人かの子どもが集まっている場所だと、他の子も色々教えてくれたり、お互いの学び合いにもなったりと、よいことだらけですね。また、子どもからすると、大人が「教えてと言ってくれるのはうれしいものです!

まとめ

・子どものほめ方の呪文「イ・オ・プ・カ・シ」紹介です

・「イイトコ褒め」「オドロキ褒め」「プロセス褒め」「カンシャ褒め」「シツモン褒め」ぜひ普段から子どもをほめる際に取り入れてみてくださいね!

褒め方・叱り方(1)褒め方の呪文 – NHK すくすく子育て情報

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