どこか懐かしさを感じさせる、昔ながらの遊び「おはじき」。
箱に入れて、宝物のように持っていた幼少時代を思い出します。
そのおはじきに、遊び方があるのをご存知ですか?
今回は、2018年9月24日にNHK「まいにちスクスク」で放送されたおはじきの遊び方を紹介します。
ぜひ、お子さんといっしょにやってみましょう!
まずは、おはじきを平らな場所の上でばらまきます。
このとき、おはじき同士が重ならないよう注意しましょう。
「はじくおはじき」と、「取りたいおはじき」を決めたら、2つのおはじきの間を、人さし指または小指ですっとなぞるように通します(しきり、といいます)。
つぎに、おはじきをはじきます。うまく当たったら、再度先ほどの2つのおはじきの間を人さし指でなぞり、おはじきが取れます。
成功したら、失敗するまではずっとチャレンジできます。
もしも「取りたいおはじき」以外におはじきが当たってしまった場合や、おはじきに当たらなかった場合は取れません。
次の人に交代します。
最後に、たくさん取った人の勝ちです。
力加減がむずかしくもあるので、がんばってたくさん取ってみてくださいね!
この「人さし指でなぞる」といった遊び方が、やっていくうちに何というか、何かの儀式のようで、はまりますよ。
調べていくうちに、とても興味深いことを発見しました。
おはじきなどを「2.4.6.8.10」と数える代わりに、「ちゅうちゅうたこかいな」と唱えるという数え方があるそうです。
これは「ちゅうじ(重二)ちゅうじ(重二)たこ(蛸)の加え」の訛りといわれています。
「ちゅうじ」は「ぢゅうに(重二)」が変化した言葉で、すごろく用語では4を表し、それを2つ合わせて8になります。
また、8本足の連想により「たこ」と唱え、さらに2を加えると10になるというものです。
おはじきだけでなく、たくさんあるものを数える際にも「ちゅうちゅうたこかいな」をぜひ活用してみましょう!
メロディは、以下の動画を参考にされてみてくださいね。
※こちらの動画ではペットボトルのキャップを1つずつ数えていますが、おはじきを数える際には2つずつです。
出典:チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)「遊びのレシピ集 28. 数え唄」より
・昔ながらの遊び、おはじきの遊び方を紹介します
・ちゅうちゅうたこかいな、と数えてみましょう
・ぜひ、お子さんといっしょに楽しんでください!