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いつまでも大切に。本の正しい補修・保護
子育てにかかせない絵本。でも、すぐに子供が舐めてふやけてしまったり破れてしまったりして困ったことはありませんか?
子供もわざとしているわけでは無いし、子供から絵本を取り上げてしまうのも嫌だし。
そこで、毎回傷ついた絵本を見るたびに悲しい思いをしない為にも、正しい絵本の保護と補修の仕方を覚えましょう。
正しい方法で保護・補修することで、分厚い小さい子供向けの絵本やペラペラの少し大きくなってからの絵本やお気に入りの雑誌までも
本が破れてしまったり傷ついたとき、何で補修していますか?
家にあり、手軽に使えるセロハンテープを使っていませんか?
実はそれ、あまりいい方法ではありません。
セロハンテープは月日が経つごとに劣化してしまい、変色してしまいます。
そうなると、しっかり貼ったはずのセロハンテープもはがれて来てしまい、はがれた後は粘着が残ってベタベタに。茶色く変色したセロハンテープの型もくっきり残ってしまいます。
図書館等の本を貸出してくれる場所では、借りた本が破れてしまった際は絶対にセロハンテープを貼って補修せず、破れたまま持ってきてくださいと注意書きされていることもよくあります。
それでは、図書館等では何を使って補修しているのでしょう。
また、図書館等で借りられる本全てに透明な保護カバーフィルムがつけられているのをご存じですか?
図書館等で使われている補修道具、全ての本につけられている透明な保護カバーフィルムを家でも使えたらとてもいいと思いませんか?
図書館等でも使われている本の補修専用テープは、実はネットや文房具売り場などでも販売されています。
テープの幅は1.5cmと細いものから5cmと幅広いものまで様々。
小さな傷には細いもの、大きく敗れた箇所には幅広いものと使い分けもできます。
使い方はセロハンテープと同じなのでハサミさえあれば簡単に使うことができます。
さらに幅広いものを上手く利用すると、表紙やページの角の部分のみを強化するのにも使えます。
セロハンテープと補修専用テープの違いは、セロハンテープだと貼った箇所が光って目立ってしまうのに対して、補修専用テープだとほぼ目に付かないほど見えなくなります。
セロハンテープに比べると補修専用テープの方が柔らかく、少しばかり融通も利きます。
普通の本だけでなく、薄くて破れがちな学校の教科書を補修するのにも最適です。
こちらも補修専用テープと同様にネットや文房具売り場で販売されています。
保護カバーフィルムは補修専用テープとは違い、きれいな本が傷つく前に利用します。
絵本だと、子供にすぐ外されがちなカバーごと貼り付けることもできます。
1冊1冊サイズに合わせてカットされているタイプと、大容量のロールタイプがあります。
ただ、補修専用テープとは違い、少し取り扱うのが難しいのが難点。
貼る際にはハサミだけでなく、本とカバーフィルムの間に空気が入り込まない様にものさし等を使って慎重に貼る必要があります。
更には、貼る工程の間カバーフィルムがよれてしまわない様に引っ張ってくれる人がもう1人必要な場合も。ロールタイプの方は巻き癖がついていて巻き戻ってしまいがちなので特に。
ただ何回か使ってみてコツを掴むと1人でも楽に貼れるようになります!
ずっと大切にしておきたい雑誌や写真集にもおすすめです。
そしてこちらも補修専用テープ同様、学校の教科書に最適!数年通して使う教科書がある場合は、先に貼っておくと安心ですね。
・本の補修にセロハンテープはNG
・目立たないカバーフィルムで賢く長持ち
・学校の教科書にも!