水イボはお子さんでしたら必ずいつかはかかるものです。
皮膚科にいったところ「お互いにうつしあって抗体を作っていくものです」という説明まであったほどです。
今回、水イボ摘除の処置の為、娘と皮膚科に足を運んだ為、レポートします。
水イボはそのままにしていても自然と治っていくものとのことですが、完治するまでにはかなりの時間がかかるとのことです。
そのままにしておこうとも考えたのですが、我が家の娘の場合、足全体に水イボが多発していてかなりそれを気にして触っていた為、皮膚科の先生に相談しました。
処置方法として、水イボをつぶす=摘除するというものがあります。
それをすることによって、通常よりもはやく免疫を作ることができ、かつ水イボそのものが体からなくなる期間もはやめられることができるとのことです。
顔などの目立つ部分や、子どもが触ってしまいがちなところに水イボができてしまった場合ですと、その処置を検討されると良いでしょうとのことでした。
ちなみに医療証の範囲内での治療となりました。
水イボは自分自身で触ってつぶしてしまって液が体の他の部分についてしまうとどんどんひろがっていってしまうという理由から、はやめの処置を希望されるママもいらっしゃるようです。
我が家がお世話になった皮膚科での、その後の処置の流れをご紹介します。
水イボの摘除には時間を要するため、予約必須でした。
摘除後7~10日間は、水泳などの習い事・プール遊びは禁止です。その為、習い事の振り替えなどを行う必要もあった為、計画的に調整しながら摘除日を決める必要がありました。
「ペンレステープ」という、麻酔効果のあるテープを初回受診日に渡されました。
そのペンレステープを8分の1に切り、イボを中心部分にあたるようにして貼り付けます。
そして、その上から医療用の茶色いテープで固定して、動かないようにします。
なお、午前・午後の診療時間帯の兼ね合いもあり、貼り始める時間帯なども何時から何時の間までといった時間制限がありました。
麻酔効果は貼ってから1~2時間以内とのことで、その時間にあわせて来院して処置を行う必要がある関係でです。
ペンレステープの貼った時間と効果が出始める時間の兼ね合いで来院時間を指定されます。
それに合わせて、来院し、順番を待ちました。
ピンセットのようなものでつまんで水イボをつぶしていくという処置でした。
麻酔が効いている為、基本的には痛みを感じないとのことでしたが、娘の場合は途中から痛い痛いといいはじめました。
時々痛みを感じるお子さんもいるとの説明は事前にありました。少し騒いだりもしましたが、ある程度の時間で処置を終えることができ帰宅しました。
当日の夜は入浴もシャワー浴もできませんでした。
翌日以降は1日1回、シャワーで流した後に「ゲンタシン軟膏」をぬってあげて、絆創膏やガーゼなどで患部を保護してあげる必要がありました。
毎晩、その処置をしてあげるのが意外と大変でしたし、膝裏など、動かす部分は大きな絆創膏でもとれやすく、貼り方に工夫する必要がありました。
2度ほど、絆創膏を買いなおしにいきました。
絆創膏の種類や時期によっては、皮膚がかぶれてしまう可能性もあるかもしれませんので気をつけてみてあげてください。
その期間を過ぎると、患部がカサブタになってきます。
いじらずに過ごすことができれば、だんだんとなくなっていきます。
なお、1回の処置では摘除しきれなかった場合や、この処置を行うことによって余計にばっと水イボが増えてしまった場合、あらたに摘除を希望される場合は前回の処置から10日あける必要があるとのことです。
一度摘除するとバーッと増える可能性がある旨は事前に説明がありましたが、その繰り返しによって、減っていき短期間で免疫ができるとのことでした。
娘も多少その後増えましたが、そこまでの数ではなかったのと本人がまた痛い思いをしたくないとのことで患部を触ることはしなくなかった関係で、2回目は受けず、様子をみています。
徐々に減ってきている印象はあります。
子どもであれば一度はかかる「水イボ」。
そのままにしていても治りますが、症状によっては摘除を行った方が良いケースもあります。
摘除することにより、はやめに抗体をつくることができ治りもはやいとのことです。
パパママの考え、お子さんの水イボの症状に合わせて摘除の有無を検討してみてくださいね。
※あくまでも我が家の一例になります。
症状や病院・担当医によって、判断が異なと思われますので、相談の上、治療の有無を検討してみてくださいね。