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柑橘系の葉っぱがあれば飼うことできる「アゲハチョウ」!
子どもと一緒に昆虫などを飼う経験をされているご家庭も多いことと思います。
今回、我が家ははじめて1ヶ月ほど「アゲハチョウ」を飼ってみた為、レポートします。
子育て系の施設でアゲハチョウの幼虫をわけてもらえるとの告知がありました。
実際に 2 匹のアゲハチョウの幼虫を受け取ったのが 6 月 20 日でした。
今まで、子どもたちはもちろんのこと、 パパもママも幼少期にチョウを買った経験をしたことがなかった為、 良い機会だと思い、自宅で飼うことにしました。
子育て系の施設のスタッフの方に 「アゲハチョウは簡単に飼うことができます。」とのはなしをうかがってはいましたが、 飼い方のポイントについての説明も受けた上で帰宅しました。
連れて帰ってきた時点では、まだ黑色の小さな幼虫でした。
幼虫の段階ですべきことは、 柑橘系の植物の葉っぱを与えてあげることです。
みかん系でもグレープ系でも良いようです。
偶然にも我が家の近くにみかん系の木が植えられているところが多かった関係で、 散歩がてら取りに行ってはあげていました。
新鮮な葉っぱを与えるのに、こしたことはないとのことでした。
実際のところは 2 ・ 3 日に一度取り替えてあげれば大丈夫とのアドバイスを いただいた為、そのようにしていました。
チョウを飼っている友人にもアドバイスをもらったところ、 葉っぱの茎の部分にしめらせたティッシュをまきつけ サランラップやアルミホイルなどで冷蔵庫に入れておくと、 ⻑持ちするため、葉っぱをもらいに行く頻度もおさえられるとのことでした。
生まれてまだ間もない幼虫ですと、やわらかい葉っぱの方が 食べやすいようです。
また、ある程度の大きさになると、ものすごい大きさで食べるため、 与える量も気をつけないと、葉っぱがなくなり、茎だけが残っている・・・という 状況になりますのでご注意ください。
ちなみに、みかん系の木を見に行った際に、 偶然にも幼虫をみかけた為、自宅に持ち帰り一緒に育てることにしました。
幼虫は葉っぱをむしゃむしゃ食べ続けるますが、 じっとして動かなくなってウンチをする瞬間があります。
それが終わるとまたむしゃむしゃと食べ始め、 また動かなくなってウンチをして・・・の繰り返しです。
ウンチはとても小さい丸い、コロコロとしたものですが、 一日でそれなりの量のウンチがコロコロところがっています。
どんどんたまっていく為、毎朝、ケースからウンチを取り除いてあげていました。
ケースの一番下に、ティッシュをひきはじめてからは、 処理をするのも楽になりました。
普段はコロコロとしているウンチが、 みずっぽいべちょべちょしたウンチに変化してくると、 脱皮になる証拠とのことです。
実際に我が家の 3 匹の幼虫も、脱皮する際にそのような状況になっていました。
3 匹の幼虫はそれぞれ一度だけ脱皮をしました。
飼い始めて、一週間もたたない頃でした。
もう少し小さい内から飼っていると、脱皮も複数回するようです。
子どもたちに脱皮についての何の説明もしておかなかった為、 はじめて幼虫の黑い体が、急に⻩緑色になった時には 子どもたちがかなり驚いていました。
「急に、幼虫、色がかわっちゃったよ〜!!!」 と大騒ぎになりました。
2 匹目の脱皮の際は、脱皮している途中で気づいた為、 まだ黑い状態が少し残った状態のところをみることができました。
ちなみに、脱皮した後の皮が突然なくなっていたことにも 最初は驚きましたが、 調べたところ、皮は幼虫が食べてしまうとのことでした。
脱皮してからもひたすら食べ続け、体が大きくなっていきました。
幼虫が葉っぱを食べなくなり、歩きまわっていることが多くなったなと思っていたと ころ6 月 30 日に 1 匹目に変化がみられました。。
虫かごのふたの部分に背中を少し丸め縮こまっているなと思っていましたが、 少しずつ口から糸を出しているのがわかりました。
翌日にはさなぎになっていて驚きました。
さなぎになってからは、特にお世話らしいお世話もせず、 羽化するのを待つのみでした。
さなぎになってから 12 日前後して、さなぎが黑くなってきたなと思っていたところ、 チョウになりました。
早朝にチョウになり、起きたらチョウがいた! というケースが多いようですが、我が家の 2 匹は午前中、気づいたらチョウになっていました。
ずっとみていれば、出てくる瞬間もみられたのかもしれませんが、 タイミングをのがしました。
実際のところは、羽化するタイミングを見るのはなかなか難しいようです。
13 日たっていますが、もう 1 匹はまださなぎのままです。 もうしばらく見守ってあげようと思っています。
ちなみに、チョウになった 2 匹のうちの 1 匹は、私自身がみかん系の木からみつけてきたチョウです。
クロアゲハであまり目にしないチョウだっただけに、余計に驚きました。
チョウになってからは、狭い虫かごでは羽が切れてしまうとのことだった為、 葉っぱをもらってきていたみかん系の木にはなしてあげました。
ちょうど子どもの通学路の途中ですが、この 1 週間は、息子曰く 2 回に 1 回は、チョウをみることができるようです。
チョウをはなしてあげた際、別れがつらくて大泣きしていた息子でしたが、 時々目にすることができている為、かなり嬉しがっています。
いつまでみることができるかはわかりませんが、良い経験ですね。
柑橘系の木が近くにありさえすれば、 飼うこともさほど難しくはない「アゲハチョウ」。
我が家は偶然にもいただくことができた為、飼い始めました。
とはいえ、3 匹目の幼虫のように、柑橘系の木をじっくりみていると みつけだすことができ、飼うこともできますよ。
ぜひ機会がありましたら、飼ってみてくださいね。
きっと感動しますよ!
※我が家の飼い方をご紹介しましたが、 工夫できる点はまだまだあるかと思います。
調べたりしながら、飼ってあげてくださいね。
時期により、羽化する日数も異なるなどの違いもある為、 飼う時期や環境によって、調整すべきポイントもあるようです。