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まんまーれ

読み聞かせに最適!人気のおすすめ絵本3選その6

  • 2020

今回も、長く愛される絵本の中から、特に0~2歳くらいのお子さんへの読み聞かせにおすすめな絵本、3冊をご紹介いたします。

赤ちゃん用の靴が主人公の可愛らしい作品と、ちょっとシュールな作品です。

それぞれ特徴的で、楽しみ方の違う作品ですが、子供たちが気に入るような言葉や絵が満載です!ぜひ読んであげてください。

 「くつくつあるけ」林明子作


くつくつあるけーくつくつあるけのほん1

赤ちゃん用の小さな靴が主人公の、可愛らしい作品です。「ぱたぱた」「とんとん」「ぴょんぴょん」など、擬音の楽しいリズムにのせて、靴が表情豊かに描かれています。

やわらかいタッチのイラストは見た目にも可愛らしく、さわやかな緑と青の背景色が白い靴をより引き立てていて美しいです。読み聞かせをしている私たち大人もつい見とれてしまいますね。

擬音がたくさん登場する文章は、リズム感も心地よいです。そのほかの言葉も、子供たちが覚えやすいようなものが選ばれています。

実際に、靴をはいてお出かけするような時期には、とくに楽しく読むことが出来るとおもいます。この本を読んで、いっぱいお出かけしてくださいね!

「ゴムあたまポンたろう」長新太  作


ゴムあたまポンたろう(絵本・こどものひろば)

あたまがゴムでできている「ゴムあたまポンたろう」が、色々なものにぶつかりながら旅をするという、なんとも不思議でユーモラスなお話です。

文章はどちらかというと赤ちゃん向けではありませんが、たくさんの色が重なっていて独特の風合いがあり、赤ちゃんも目で楽しめるはずです。特に、お話しの中に登場する動物の群れは圧巻です。

とてもユーモラスな物語ですが、何事も頭をやわらかくしておけば乗り越えられるという、暗喩にもなっていそうですね。ゴムあたまだけに。

目的や意味を考えるだけでなく、まさに頭をやわらかくして楽しんでほしい一冊です。

「もこもこもこ」谷川俊太郎 作 / 元永定正 絵


もこもこもこ(ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

「もこもこ」「にょきにょき」「ぎらぎら」「ぱちん!」など、擬音だけで構成された不思議な内容です。文章は「二十億光年の孤独」などで有名な谷川俊太郎さんです。

色分けのはっきりとした絵本が多い中、この絵本は美しいグラデーションで構成されており、それがさらに不思議な雰囲気をより際立てています。

まったくの深読みではありますが、「命や生命の循環」をイメージさせられます。こういった原始的な感覚から未分化である子どもたちだからこそ、この作品を楽しむことが出来るのかもしれないですね!

擬音の繰り返しがとても楽しく、声の調子を変えたりして読み方も工夫できます。お子さんとコミュニケーションしながら、楽しんでみてください。

まとめ


・どの作品も、赤ちゃんでも楽しめる色づかいや言葉のリズムが用いられています。

・「くつくつあるけ」は、お出かけをはじめたころの赤ちゃんにぴったりな、やさしい作品です。

・「ゴムあたまポンたろう」「もこもこもこ」はとってもユーモラス!頭をやわらかくして、自由な発想で読みましょう!

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