8Dec
子どもを叱る時、感情的に暴言をはいてはいけません。これはよく言われる事ですね。今回は、更にプラスして、これだけは気を付けるとよいことをお話します。
悪い子なのではありません。
してはいけない事を子どもがしたら、子どもは「悪い子」なのでしょうか。もちろん違いますよね。とても大切な子ども。大好きな子ども。悪い子なんていないのです。悪いのは、「その行い」なんですよね。例えば、子どもが友達を叩いたとします。悪いのは「友だちを叩いた」という行為です。決してその子が「悪い子ども」なのではありません。ここまでのところは大丈夫でしょうか。ということは、叱る時に、「あなたは悪い子ね」「あなたはダメな子ね」「あなたはドジな子ね」と人格そのものを否定することはよくないということがわかります。
でも私たちは、つい「〇〇するなんて最低ね」なんて子どもでなくても、相手に言ってしまったりします。では、叱る時に、その子自身を否定せずに叱るにはどんな叱り方をすればいいのでしょうか。
人格否定をしない叱り方
それは、行為だけを叱ることです。短く簡潔に、「〇〇することはいけないよ」と言います。「人を叩く事はいけないことだよ」こんな風に言ってみましょう。こういう言い方ができるようになったら、あなたの気持ちも添えて伝えるとよりお子さんに伝わります。例えば、「人を叩く事はいけないことだよ。〇〇くんが叩くのをみるのは悲しいな」という感じです。