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慌てないで!赤ちゃんが「ひきつけ」を起こした時の対処法

  • 2020

赤ちゃんが突然ひきつけを起こしたら、誰でもびっくりしてしまいます。けれど、お母さんが慌てて何もできないのでは、赤ちゃんはますます危険です。いざという時に冷静に対処できるよう、前もってひきつけの対処法について知識を深めておきましょう。

 
 

赤ちゃんが起こしやすい「ひきつけ」について

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赤ちゃんは、ひきつけを起こしやすいものです。けれど、成長にともなって、自然とひきつけの症状も見られなくなっていきます。ひきつけには2パターンあります。まず、赤ちゃんが強く泣き続けることによって息継ぎができなくなって、無呼吸状態となる「青色失神」。かんしゃくが強い赤ちゃんに見られます。もう一方は、びっくりするようなことがあったり、強い痛みなどを感じたりした場合に、ほぼ泣くこともなく心拍が止まってしまい、膿への血流が減少することで起こる「白色失神」です。怖がりで、繊細な赤ちゃんに見られます。どちらも、発作の時間は1分以内であることがほとんどで、4~5歳頃にはこのような症状もなくなります。大きくなってから支障が出るようなこともなく、発達にも影響はないと考えられています。

 
 

赤ちゃんがひきつけを起こした時の対処法

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もしも外出先などでひきつけが起こった場合は、安全な場所へ移動をします。自宅であれば床の上でも構いませんが、平らなところで横向きに寝かせましょう。服を重ね着している状態であれば、服のボタンを外すなどして、呼吸がしやすいようにしてあげてください。そして、冷静に赤ちゃんの様子を見ます。

 
 

赤ちゃんのひきつけは、基本的には見守る

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基本的には、命に関わるような症状や、後遺症が残るような症状であることは稀です。ただ、激しく泣いている時や、風邪をひいて熱が上がる時に起きやすいので、そのような場合はいつ、ひきつけが起こってもいいように気持ちを整えておきましょう。基本的には症状が治まるまで見守るようにし、もし5分経ってもひきつけの症状が続くようであれば、すぐに救急車を呼びましょう。

 
 

まとめ

・赤ちゃんが起こしやすい「ひきつけ」について

・赤ちゃんがひきつけを起こした時の対処法

・赤ちゃんのひきつけは、基本的には見守る

赤ちゃんがひきつけを起こした場合の対処法としては、何よりもまず、お母さんが冷静になることです。愛する我が子が大変な状況になっているのに落ち着くことなんてできないと思うかもしれませんが、お母さんも錯乱状態になってしまっては、救急車を呼ぶことすらできません。基本的には見守り、長い時間続くようであれば病院へ行きましょう。頻繁にひきつけを起こす場合も要注意です。

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