26Oct
「騒ぐとあのおじさんに怒られるよ!」「バスの中で騒ぐと運転手さんに怒られるよ」「ここで走るとスーパーの人に怒られるよ」このように、自分以外の強い力を借りて叱る事ありますよね。確かに小さなお子さんほど効果てきめん。でもできれば頻繁に使うのは避けたいところ。今回は自分以外の強い力を使わずに叱る方法をお伝えします。
どうして強い人の力を使ってはいけないの?
まずどうして「〇〇に怒られるからやってはいけない」と叱ってはいけないのでしょうか。これは、例えば「先生に怒られるよ」と言う場合、先生がいるところでは守れるのですが、いないところでは守れない子になるおそれがあるからです。
そしてもう一つ弊害があります。いつも「〇〇さんに怒られるよ」という叱り方をしていると、子どもは「ママは誰かの力を借りないと叱れないんだ」と肌で感じ取り、子どもから甘くみられてしまいます。結果ますます子どもは言う事を聞かない子に・・・。
ではどうすればいいのでしょうか
まず親自身が「なぜこの行為はいけないのだろう」と考えてみる事がとても大切です。一般的にダメと言われているけれど実はなぜダメなのかよくわからない、そういう時もあるかと思いますので調べたり聞いたりして自分で腑に落とす事も必要です。そしたら、自然に「〇〇さんに怒られるよ」という言葉は減っていくでしょう。