親子ですくすく子育て応援サイト

menu

まんまーれ

親を悩ませる遊び食べ対策

わが子は、風邪を引いたこともほとんどないほど元気いっぱい。いつも走り回り、追いかけるのも一苦労です。

そんなわが子が1歳代の時に抱いていた悩みは、遊び食べがひどかったこと。しかし、食事の目的は「食べる」だけではないと分かったことで少し心が軽くなったのです。同じように悩んでいるママも多いのではないでしょうか?

今回は、1歳代で始まる遊び食べに悩んでいる方に、私なりの解決方法をご紹介します。

遊び食べは1歳前後から始まる

①

わが子の離乳食が軌道に乗ったのは7ヶ月の終わりごろ。初めの頃はよく食べてくれました。10ヶ月までは離乳食記録をインスタにアップする余裕もありましたが、10ヶ月頃からだんだんと食べ物で遊び、遊んだ揚げ句に食べない…ということも。せっかく作った食事で遊ぶだけ遊んで食べてくれないことに、時にイライラし悲しくなったこともあります。

しかし、手で色々な感触を体験することは、赤ちゃんの脳にとってとても重要なことと知ると、少しだけ心が軽く、寛大になれた気がします。

食事は唯一の「口に入れて良いおもちゃ」

②

小さな子どもに「食事」という概念は当然ありません。これを理解させようとすると、とても疲れちゃいます。食べ物は小さな子どもにとって「ぐちゃぐちゃに混ぜる」「掴んで握りつぶす」「投げる」などなど、たくさん遊べてそれでいて他のおもちゃと違って口に入れると褒められるという、最高に面白いおもちゃなのです。

食べ物を握り潰すという行為、大人は頼まれてもやりたくないことですが、少し想像してみてください。例えばうどん。温かいですね。握ると、麺のつるつるした感じが潰れて指と指の間に入ってくるのを感じ、目でもそれが確認できる。おいしそうな出汁の香りも漂うでしょう。ブチュブチュと、汁気を帯びて潰れる音もするでしょうね。そして、それを口に運んでみると味がする…。子どもにとっては最高の遊び道具といえるでしょう。

遊び食べ対策をしてみたら

③

このように食べ物で遊ぶことは五感を刺激することでもあります。五感とは「聴覚・嗅覚・触覚・視覚・味覚」のこと。食事は、これらを一気に刺激できる最高のチャンスなのです。

食事の用意だけでも大変ですが、後片付けを恐れず少し勇気を持ってお子さんに好きにさせる機会を作ってみてください。赤ちゃんや子どもにとって「食事は楽しいことだ」とイメージ付けもできて、しかも脳の発達の手助けになる最高の時間となるでしょう。

お掃除を楽にするために、床には新聞等使い捨ての物を敷きましょう。レジャーシートだと結局拭き掃除をしなくてはならないのでおすすめできません。塗装屋さん等が使う「マスカー」と呼ばれる養生ビニールは、テープ付きなので固定できてもちろん使い捨てなのでおすすめです。「マスカー 養生」等で検索してみてくださいね。

時には遊び食べにのんびり付き合ってあげよう

いくら発育の為と思っても、毎食好きに遊ばせておくのは大変です。親の余裕がある時だけ、お昼ごはんだけはOKなど、タイミングを決めると良いかもしれませんね。

こんな風に心構えができて多少の遊び食べには目をつむることができるようになった頃、わが子はいつの間にか成長していて、遊び目的でお椀に手を突っ込むようなことはしなくなっていました。終わってしまえば激しい遊び食べも、長いようで短い期間のこと。

同じように悩んでいるママも、時にはおおらかな気持ちでお子さんの遊びに付き合ってあげてはいかがでしょうか?

コメントは利用できません。