13Dec
冬に流行してしまうものはたくさんありますが、胃腸炎もそのうちの一つです。今回はそんな胃腸炎について簡単にまとめていきたいと思います。
胃腸炎とはどんなもの?
胃腸炎には、ウイルスや細菌に感染してしまい発症する「感染性胃腸炎」と、感染源が不明で風邪のような症状から始まる「急性胃腸炎」の2種類があります。冬に流行してしまうのが「感染性胃腸炎」で、感染力がとても高く、二次感染しやすいです。「感染性胃腸炎」の原因となるウイルス・細菌の種類はロタウイルス・ノロウイルス・黄色ブドウ球菌・腸炎ビブリオ・カンピロバクター・サルモネラ・病原性大腸菌などがあります。主に経口感染や接触による感染です。だいたい1~3日間の潜伏期間を経て発症し、完璧に完治するまで約1週間ほどかかります。
感染性胃腸炎の症状
感染性胃腸炎はどのような症状が現れるのか箇条書きにしていきたいと思います。
~感染性胃腸炎の症状~
・激しい吐き気
・嘔吐
・腹痛
・発熱
・倦怠感
・脱水症状
主にこのような症状が現れます。嘔吐が激しいと脱水症状となり、とても危険な状態になってしまうので水分をこまめにとりましょう!
感染性胃腸炎の対策
感染性胃腸炎にならないためにどのようなことをしたら良いのかご紹介していきたいと思います。
①手洗い・うがいをしっかりする
②外出の際はマスクを着用する
③必ず加熱処理をする
④生ものを調理した調理器具を消毒する
⑤手に傷がある場合は素手で食材に触らない
⑥予防接種を受ける
このようなことが重要となってきます。生ものをしっかり加熱処理しても、まな板や包丁などに菌が付着してると他の食材にも菌が付いてしまうので、よく注意しましょう!そして、手などに傷がある場合、その傷口に黄色ブドウ球菌が潜んでいる可能性がありますので、ちょっとした傷もビニール手袋などを着用して調理をしましょう。