23Apr

「空間認識力」というのを聞いたことありますか?空間認識力とは、ものの位置や方向、形、大きさや距離などの三次元的な状態・関係をすばやく正確に把握し認識する能力です。この空間認識力を鍛えることで、スポーツの上達によい、絵や図形などが上手にかける、立体などの理解がすすむなどのメリットがあるといわれていますので、ぜひ子どもたちに身についてほしいですよね。今回紹介するのは、空間認識力をのばすのにおすすめのおもちゃです。「ブロックや積み木・パズル・型はめ・キュボロ」についてくわしく解説していきます!
ブロック・積み木
ブロックや積み木遊びは、空間認識力をつけるおもちゃとしてかなりポピュラーですね。ブロックや積み木で作りたい作品をイメージし、どのブロックをどのようにつなげたら同じ形になるのか想像しながら、サイズや奥行き、形などをつくっていくなかで空間認識力が育まれます。
ブロックは凹凸で接続できるのがメリットです。積み木はくっつけられないですが目に見えない部分の土台作りをしないと積み上げられないため、そこでまた想像力もつきます。それぞれの特長をいかした作品づくりをしながら、空間認識力つけていきましょう!
パズル
パズルのおもちゃで遊んで、空間認識力を鍛えましょう。パズルは完成図を見ながら、それぞれのピースをあてはまる場所にはめていきちょっとずつ完成させていくものです。その際、手に取ったピースがどこらへんの場所にはまるのかを考え、だいたいの場所に目星をつけるということが必要となります。パズルのこの作業のなかで、ものの位置などを把握するという空間認識力が身についていきます。
型はめ
赤ちゃん時期の定番おもちゃとして、型はめがあります。四角いボックスに穴があいていて、丸や三角、四角や星形などの穴に同じ形のパーツを入れていくタイプ、平面に型はめできるよう少しへこみがあり、そこにぴったりはめていくタイプのものがありますね。型はめするためには、手に持ったパーツと、型はめしたい場所の形をしっかり見て、形状を把握する必要あり、その工程のなかで子どもたちは空間認識力が身につきます。
キュボロ
藤井聡太棋士が幼少時に遊んだおもちゃとして有名な「キュボロ」、こちらのおもちゃが空間認識力をつけると話題ですね。キュボロは、かんたんにいうとビー玉の通る道の付いた積み木で、この積み木を組み合わせてビー玉転がしをするものです。さまざまな形をした積み木が入っていて、ビー玉の道をつくりゴールにたどりつけるよう、積み上げていく過程で見えない部分も想像しながらルートをつくる必要があります。キュボロでビー玉転がしの道をつくりあげる過程で、空間認識力を鍛えましょう!