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子どものお着替え、どうサポートしたらいい?年齢別サポート法も
幼稚園の入園までに、お着替えが自分でできるようになって欲しいけど、何歳からどんな感じでお着替えってできるようになっていくのかな…?大人はどんな風にサポートしてあげたらいいだろう…そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、子どもの年齢別に、どの部分ができるようになり、どこのサポートが必要なのかということと、着替えのサポートの際に気をつけるべきポイントをまとめましたので、ぜひご覧ください!
子どものお着替えについて、年齢別にどのようにサポートしたらよいかを解説します。
<1歳~>
シャツを脱がせるときにバンザイをしてくれるなど、1歳ごろからお着替えに興味を持つ子どもが多くなってきます。お子さんが興味を持ったときがお着替えのサポートの始めどきです。まずは、着ることより、脱ぐことの方がカンタンなので、子どもがやりやすい動作から楽しく始めていきましょう。
<2歳~3歳>
この頃になると、子どもは自分からすすんでお着替えするようになってくれますが、まだまだお着替えのサポートが必要な時期です。頭や手の通す場所を認識するのがまだ難しかったり、頭をスポっと自分で出すのがうまくいかなかったりもします。ただ、本人が自分でやりたい!自分でできた!という気持ちや達成感を尊重してあげるためにも、大人がじゃまにならない程度のサポートでよいと思います!ズボンなど脱ぎ着しにくい場合は、小さなステップなどを準備してあげるとよいでしょう。
<3歳~>
この時期になると、着替えに時間がかかるものの、通常の洋服でしたらほとんど子どもが自分でお着替えできるようになります。ただ、前と後ろが逆向きになるなど、子どもが気づかないこともありますので、仕上げに大人がチェックするのがよいですね。前開きのボタンのシャツなどの練習を始めてもよいのですが、手指の発達的に難しいときもあるので、大人がサポートしながら、ボタンがうまく止められるようになる手助けをしましょう。おもちゃでボタンどめの練習するのもよいですね!
<4歳~5歳>
体のバランス感覚が身についてくるため、立ったままで片足をあげてズボンを履けるようになります。また、服の前か後ろかもきちんと認識でき、暑いから服を脱ぐ、寒いので服を着たりなどといった衣類の調節もできるようになります。前開きのデザインでボタンやファスナーのついた服も、子どもが練習すればお着替えできるようになります。ボタンのいちばん上の部分は難しい部分もあるので、大人がサポートしてあげましょう。デニムなど脱ぎ履きしにくいボトムスも履けるようになります。
子どものお着替えをサポートするには、いくつかポイントがあります。
①お着替えしやすい服選び
・デザインはシンプルなものを
・伸縮性のある生地
・ピタピタだと脱ぎ着が難しいので、サイズ感はゆったりめで
・上着は頭からかぶるタイプのものを
・首回りや袖、裾などにゆとりのあるもの
・脱ぎ着を考えると、半袖と半ズボンがおすすめ
・ウエストゴムタイプのズボン(デニムなど硬い生地は、はじめは難しいです)
この条件を満たすパジャマが、お着替えの練習にはとてもよいといわれています!
②お着替えは楽しく!
子どもにとっては、生活のなかのルーティンと遊びの区別がないため、遊び感覚でお着替えの練習ができたら子どもも楽しく取り組めそうですね。シャツを頭から出すときに「いないいない…ばあ!」や、ぬいぐるみにおしゃべりさせながら「○○ちゃん、いっしょにがんばろう!」みたいにお着替えいっしょにやってみたり、お着替えが楽しい時間になるような工夫をしてみましょう。
③「じぶんでできた!」を大切に
着替えには様々な工程があり、はじめは大人のサポートなしでは難しいですが、子どもが1カ所でも「じぶんでできた!」という部分があるのが大事です。簡単に子どもができそうなところは、サポートするのをぐっとこらえて見守りましょう。そこで自分でできた、ということが子どもにとっても大きな成功体験となります。
④時間のあるときに、無理はしない
お着替えの練習は時間に余裕があるときがよいですね。子どもができるようになる急ぎの外出や、時間がない時に「子どもが自分でしなきゃ」みたいになると、どうしても急かしてしまうなどといったことが出てきてしまいます。また、子どもが着替えを嫌がっているときは無理に練習せず、子どものペースにあわせてあげましょう。
⑤ほめる!
これはお着替え以外にもいえることなのですが、子どもはほめられることがとても嬉しいので、できた部分はいっぱいほめてあげましょう!次の頑張りにもつながりますね。
「じぶんでできた!」がどんどん増えていくのを見守るの、感慨深いものがありますね。お着替えを通して、子どもの成長をいっしょに楽しみましょう!
・子どものお着替え、年齢別サポート法の紹介と、お着替えのサポートで気をつけるポイント解説でした
・お着替えしやすい服選びや、遊び感覚で取り組むこと、「じぶんでできた!」を大事にするなど、ポイントをおさえながらサポートが肝心です
・お着替えを通して、子どもの成長を楽しみましょう!