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「かみなりさま」が出てくるおすすめ絵本3選
夏まっさかりの毎日、うだるような暑さに溶けそうになっていませんか?
この時期に切っても切り離せないのが、雷ですね。
急に空が暗くなったかと思うと、ザーと雨が降り出し、ピカピカっと…
だれが雨を降らして、雷を鳴らしているのかな?
今回は、そんな「かみなりさま」に親しめるきっかけになるおすすめ絵本を3冊集めてみました!
洗たくの大好きな「せんたくかあちゃん」は、子どもたちやネコや犬、靴や傘まで…家じゅうのもの全てを洗います。
ある日、干された子どもの「おへそ」を狙って、かみなりさまが落ちてきました。
かあちゃんはなんと、かみなりさまも洗たく!
ごしごし洗ったので、かみなりさまのかおは「のっぺらぼう」になってしまいます。
すると、子どもたちがかみなりさまに「新しいかお」を描いてあげますが…。
意外な話の展開に、ええー!?と、びっくりです。
洗濯板で洗たくするという、今ではなかなか見られない光景も新鮮ですね。
かあちゃんの「なんでもこい!」な、器の広さも感じられる、おすすめの絵本です。
おなじみ、かこさとしさん作「だるまちゃん」シリーズの1冊です。
ある雨の日にだるまちゃんが外へ遊びにいくと、空から「浮き輪とかみなりちゃん」が落ちてきます。
だるまちゃんは木に引っかかった浮き輪を取ろうと傘を投げましたが、傘もいっしょにひっかかってしまいます。
そこへ現れたのは「大きなかみなりどん」。
お礼にと、だるまちゃんをかみなりの国に招待してくれます。
かみなりの国って、どんな国なんだろう…
かみなりちゃんも可愛らしいし、ほのぼのする絵本でおすすめですよ。
渡辺茂雄さん作の、創作絵本になります。
黒い雲の上に住んでいる「かみなり」は、雨を降らせるだけでなく、民家や高い木に飛び下りてきて「へそ」を取り、人間たちを困らせていました。
「へそ」が欲しい、かみなり。
でも私たちは、大事な「へそ」を取られると、ふぬけになってしまう。
かみなりさんが「へそ」が欲しいのには理由があって、「へそを食べないと、雨を降らせることができない」と。
そこで、お寺の和尚さんが考えたのは…「へそもち=へそ餅」!
赤羽末吉さんの絵に加えて、縦長開きというダイナミックな手法で、思わず引き込まれてしまうおすすめの絵本ですね。
今回、かみなりさんが出てくるおすすめ絵本を3冊紹介しました。
夏場を象徴する「雷」。
かみなりさんってこんなお顔なのかな、こんなところに住んでるのかな?
目に見えるけど、目に見えないものに思いを馳せてみましょう。
もっと楽しく、彩りあふれる毎日になるに違いありませんよ!