6Jan
子どもが生まれてから3歳までの間にどのような子育てをするのかによって、子どもの将来が左右されるという考え方があります。もちろん、3歳までですべてが決まるわけではありません。しかし、影響が大きいと考えられることは確かなようです。3歳までの子育てについて解説していきましょう。
3歳までの子育てが子どもの将来を左右すると言われる理由とは?
「TOEベビーパーク」という幼児教室でもホームページ上で書かれていますが、考える力や問題を解決する力などは、3歳までに8割が決まってしまうとのことです。3歳までの子どもといえば、まだ何も分からない真っ白な状態です。そのような時期に経験したことから得られる「思考パターン」や「価値観」は、強く子どもの心に響きます。そして、これらを変えようとしても、「10年かけても足りない」と言われています。いかに、3歳までに受けた影響が大きいかがお分かりいただけるかと思います。
TOEベビーパーク https://www.babypark.jp/education/01.html#ancor
言葉がわからない赤ちゃんでも、話しかけてあげることが大切
アメリカのサスキンド教授は、子ども、特に1歳未満のような言葉がまだ理解できていないような時期でも、子どもに語りかけてあげることの重要さを指摘しています。「ごはん、おいしいね」「今日は晴れてるから気持ちいいね!」など、どんどん話しかけてあげることのより、子どもの脳はとてつもない速さで発達をすると言われているのです。加えて、赤ちゃんとお母さん、お父さんとの絆も深くなることでしょう。
3歳までの接し方がすべてを決めると焦ったり後悔する必要はない
3歳までの子どもが受ける影響力はとても大きいことは、多くの人が主張されています。ただ、この時期までに子どものすべてが決まってしまうわけではありません。ですので、赤ちゃんにどう話しかけるかを悩んだり、3歳を過ぎてしまったと後悔する必要もないのです。あくまでも、子どもの土台がこの時期に形成されるというだけなのです。とはいえ、いかに3歳までの経験が子どもの将来を左右するのか理解しておく必要はあるでしょう。