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要注意!赤ちゃんの中耳炎について
赤ちゃんは耳の構造上、大人よりもすぐに中耳炎になってしまいます。大人でも中耳炎になってしまうと痛いし、違和感があって不快ですよね!そんな思いを赤ちゃんになるべくさせてあげたくないので、中耳炎になる前に対策して上げましょう!
中耳炎とは鼓膜の中(中耳)にウイルスや細菌などが入り込んで炎症を引き起こしてしまい、耳が痛くなったり、耳だれが出てきてしまうものです。放置してしまったりして、悪化してしまうと最悪難聴にもなってしまうので、予防や早期発見に心がけてあげましょう!
中耳炎にはいくつか種類があるので簡単にご説明していきたいと思います。
①急性中耳炎
特に赤ちゃんがなりやすい中耳炎で、ほとんどの原因が風邪によるものです。風邪をひいて、たくさん鼻水が出ている時は要注意です!特に黄色っぽい鼻水が出ている場合はウイルスや細菌に感染している可能性があるので、気をつけて様子を見ていてあげてください。急性中耳炎はとくにママからもらった免疫が切れる生後6カ月からが特になりやすいと言われています。
②急性中耳炎
赤ちゃんが特になりやすい中耳炎です。ほとんどの原因が風邪によるものなので、赤ちゃんが風邪を引いて鼻水が出ている場合は要注意です。特に黄色っぽい鼻水が出ている時はウイルスや細菌に感染してる可能性がありますので、気をつけて様子見してあげてください。急性中耳炎は、ママによる免疫が無くなる生後6カ月以降がなりやすいと言われています。
③滲出性中耳炎
滲出性中耳炎は、急性中耳炎になった時にしっかり完治していなかったり、放置してしまった場合に滲出液が耳の中に溜まってしまい、耳が聞こえにくくなってしまいます。ママが赤ちゃんに声をかけても気づかないことが多くなったら、この症状を疑い、保健センターなどに相談してみましょう!
④ミルク中耳炎
こちらの中耳炎は、ママの母乳やミルクが原因の中耳炎です。仰向けの状態での授乳などで、母乳やミルクが耳の中に入ってしまい、炎症を起こしてしまいます。風邪を引いていなくても、頭を振っていたり、耳を頻繁に気にしているような場合はこのミルク中耳炎の可能性も考えられます。
赤ちゃんが中耳炎になっている場合はいくつかのサインがあるので、このサインに気づけるようにしておきましょう!以下に箇条書きにしていきたいと思います。
~中耳炎のサイン~
・耳を頻繁に引っ張る
・37.5度以上の発熱が3日以上続く
・耳だれ(黄色いドロッとした液体)がでている、シーツについている
・頭を左右に振る
・ぐずる、夜泣きがひどくなる
このような症状がいくつか当てはまる場合、中耳炎の可能性もあるので、耳鼻科に受診することをおすすめします。
赤ちゃんが中耳炎になる前にいくつか予防対策をしておいてあげましょう!いくつかご紹介していきたいと思います。
①鼻づまりに要注意!
鼻が詰まってしまうと中耳炎になりやすくなってしまいます。こまめに鼻水は吸ったりして、鼻づまりをしないように気をつけてあげましょう。
②肺炎球菌ワクチンの接種
実は肺炎球菌ワクチンの接種で中耳炎の確立が3割も減ると指摘されています。ワクチンはしっかり接種させてあげましょう。
③授乳の際はできるだけ体を起こした状態にしてあげましょう!
添い乳などやりがちですが、これもミルク中耳炎になりやすいので、気をつけましょう!
以上が赤ちゃんの中耳炎についてでした!中耳炎になってしまうと赤ちゃんも辛い上にママも大変なので、注意していてあげましょう。さらに放置してしまうと難聴になってしまう可能性もあるので、どんなに軽くてもしっかり完治するまで病院に受診しましょう!