30Mar
Eテレの「にほんごであそぼう」の番組の影響で、落語に興味を持った息子。そのまた影響を受けて、ママも落語について一緒に勉強中です。幼児でも楽しめる落語について、ご紹介します。
落語の特長・身につく力は?
落語は簡単に言うと「ダジャレ」なのだそうです。そして、はなしの中の登場人物を全て一人で演じるところに特徴があります。扇子と手ぬぐい、そして表情・手振り身振りにより全てを表現するところにおもしろみがあります。映像などはなしで、耳から言葉をきくことによって、はなしの内容を想像していく必要がある為、想像力もつきます。国語力をつけるための有効な手段ともいわれているそうです。
どんな風に落語に触れればよいのかな?
図書館に行くと幼児向けの落語の本などもありますし、場合によっては幼児向けの落語のCDなども置かれていることもあります。下記の写真のような、親子が登場する「親子物」の落語ですと、意外とわかりやすく、興味を持ってくれますよ。
我が家の場合は、Eテレの「にほんごであそぼう」の番組がきっかけとなり息子本人が自ら興味を持ってくれました。自宅でも座布団の上に座り、ハンカチなどを持ちながら落語の真似を始めたほどでした。もちろん、「にほんごであそぼう」は落語に限らず、日本の古典芸能など全般を扱っている為、他の分野にも興味を持ちつつあります。
親子落語会への参加も!
今は子ども向けにいろいろな会が催されている時代ですが、さがすと「親子落語会」などもあります。我が家も一度参加させてもらいました。0歳から入場可能で、3歳ぐらいから内容がなんとなく理解できる内容のものでした。落語をきいて楽しんだ後、舞台の上の座布団に座り、はっぴを着て、扇子と手ぬぐいを持ち覚えてきた落語を発表させてもらえる場もありました。4歳の息子は「じゅげむじゅげむ~」が好きな為、暗記して私と一緒に発表しました。なかなかこういったものを発表する機会は少ないですし、落語家さんの前・かつたくさんの方の前で発表でき、とても良い経験になりました。記念に手ぬぐいもプレゼントしてもらいました。
幼児向けの落語をいくつか!
幼児向けの落語をいくつかご紹介いただきました。
◆「天国の小噺です」と言ったあとに、一言「あのよ~(あの世)」というだけの落語。小さなお子さんでもできますね!
◆こちらも4歳ぐらいのお子さんでも話せる内容です。
顔を右斜めにして 『隣の空き地に囲いが出来たってねぇ』左斜めにして『へぇ!(塀)』
右斜めにして『隣の空き地に塀が出来たってねぇ』左斜めにして『かっこいいー!(囲い)』
◆「にほんごであそぼう」のちょちょいのちょい暗記でも出てくる「寿限無」は長いですが、何回もTVでみているうちに、息子は自然と覚えていました。下記のHPにも掲載されています。
【にほんごであそぼう 「寿限無(じゅげむ)」】
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005150386_00000