前回は月がテーマの絵本紹介させていただきましたが、今回お月見のシーズンにちなんだお月見団子のレシピ紹介です。冷めても硬くならないよう、豆腐を入れてモチモチ食感、子どもにも食べやすいほんのり甘口のお団子になっています。あわせて月見の風習についての解説も紹介しますね!
お月見の風習は、中国から伝わったものがもとになっています。中国では古くから「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」という行事があり、みんなで月を眺めながら月餅を食べたり詩をよんだりして、秋の実りをお祝いしていました。
これが平安時代ごろに日本へと伝わり、宮中で貴族たちが「観月の宴」を催すようになり、やがて日本で行われているコメ文化と結びつき、秋の収穫の感謝とともにススキやお団子をお供えする「十五夜のお月見」として世の中に広まったのです。
現在私たちがお月見としている風習は、中国の中秋節と日本のコメ文化があわさって生まれたものです。お団子やススキといったお供え物は日本独自のものだったのですね。
豆腐入りお月見団子の材料です。作りやすいシンプルな材料ですよ。
・白玉粉…100g
・絹ごし豆腐…50g
・水…80g
・砂糖…小さじ2
・つぶあん(缶詰)…50g
・きな粉…20~30g
豆腐入りお月見団子の作り方です。
①鍋にたっぷりのお湯を沸かします。白玉粉、水、豆腐、砂糖をボウルに入れてよくこねます。
②手でコロコロ丸めてお団子を作ります。子どもといっしょにやると楽しいです!
③沸騰したお湯に丸めたお団子を入れていきます。お団子が上に浮いてきたら火が通ったサインなので、穴あきオタマですくって氷水にあげます。
④水気を切ってお皿にもりつけ、きな粉とあんこを添えたらできあがりです!
絹ごし豆腐を入れてモチモチした口当たりで、冷めても硬くならないのがポイントです。何もつけずに食べてもお団子がほんのり甘いので、そのまま食べてもOKですよ。子どもに食べてもらいましたが、豆腐の味はわからないとのことでした!
・豆腐入りお月見団子のレシピ紹介でした
・現在日本に根付いている、お月見の由来についても解説しました
・モチモチした食感で冷めても硬くならず、ほんのり甘いお団子、子どもがそのまま食べてもおいしい!