25Oct
今年も、さつまいもの季節がやってきました。幼稚園や保育園でも、いもほりのイベントがあったり、さつまいもスイーツなどを目にしたり、おうちで色々食べてみたり…ほくほくと甘いさつまいもは、子どもに人気の食べ物とともに、秋らしさを感じさせる風物詩ともなっていますね。
今回はそんな「おいも」を題材にしたおすすめ絵本紹介です。気持ちがあったかくなる「おいもさんがね…」、思わずいろいろ作って作って食べたくなる「ばばばあちゃんの やきいもたいかい」、想像力をかきたてられる「いもほりバス」全3冊、個性豊かなそれぞれの絵本をお楽しみください!
おいもさんがね…
ももんちゃんでおなじみ、とよたかずひこさんによる、ほっこりかわいいおいも絵本になります。土の中で「眠っている」おいもさんが目をさましてよいしょよいしょ、さらにはつなひきのように、「おきろよおきろ」…寝ているおいもさんをひっぱりだしている場面も、なんともかわいらしくほのぼのしてきます。
おいもさんが「ごろごろごろ」「ぼっちゃーん」などの、子どもが喜ぶオノマトペも存分に味わえるので、小さいお子さんからお兄ちゃんおねえちゃんまで、みんなで楽しめそうです。おいもさんって、ずんぐりむっくりしたものからスリムなものまで、いろんな表情があってほんとうにかわいいですよね!
ばばばあちゃんの やきいもたいかい
ゆかいな「ばばばあちゃん」シリーズ、今回紹介するのは、やきいもたいかいです!子どもたちと集めた落ち葉でたき火、そしてたき火のもうひとつのお楽しみ「やきいもづくり」が始まります。せっかくなら…と、おいもだけでなく、じゃがいもやさといも、さらにはほかの食べられるものももっといで!ということで、果物やらお菓子など「なんでもやきたいかい」が繰り広げられますよ。焼けたのはどんなお味かな?
でも、お楽しみはこれだけで終わりません。ばばばあちゃんの素敵な発想力で、つくる楽しみ、食べる楽しみ、アイデア次第でこんなにも楽しめるのだなと感心させられます。ぜひ実際に、みなさんにも作ったり食べたりするのをおすすめします!
いもほりバス
おしゃべりするバスくんと、ねずみたちによる人気絵本「いただきバス」シリーズ(藤本ともひこさん作・絵)のひとつに、おいもをテーマにした絵本「いもほりバス」があります。
おしゃべりバスとねずみたちが今回出かけるのは、みんな楽しいおいも掘り!おおきなおいもを掘るために、ねずみたちがバスをつんつんすると、でっかいドリルがあらわれて…?
画面をめいっぱい使ったおいものダイナミックな構図、次はどうなるんだろう?という、読み進めていくワクワク感に加えて、「おはようございバス」バスくんのかわいらしい語尾にも注目していただきたいです!