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年中行事を大切にしよう~七夕に子どもと読みたい、おすすめ絵本3選
雨の心配が多い季節になっていますが、もうすぐ七夕もやってきます。幼稚園や保育園、お出かけ先でも、七夕飾りを見たり、願い事を書いたり、といった場面も多いのではないでしょうか。こういった年中行事は、子どものためにも大事にしていきたいですよね。今回紹介したいのは、七夕をテーマにした絵本3冊です。どれもそれぞれに個性があり、七夕の由来について学べたり、七夕のイメージがわきやすかったり、クスリと笑えたり…なおすすめ絵本です!
とある町での、たなばたまつりのことを描いた絵本です。松成真理子さん作です。町のひとたちが、自分たちの願い事を短冊に書いて飾っている情景や、笹飾りの様子などが描かれており、子どもたちにも、七夕ってこんな感じなんだな、というイメージがふくらませやすいかなと思います。たなばたまつり当日、みんなの願い事がお空に飛んでいって、おほしさまになる…というところも素敵ですよ!
みなさんおなじみの、中川ひろたかさん作・村上康成さん絵による七夕絵本です。お話の始まりは、望遠鏡で星を見る織姫さまと彦星さまという、なんともユニークな設定ですね!子どもたちが書いた願い事「あまのがわでおよいでみたい」という願い事を叶えてあげるのですが、織姫さまと彦星さまにとってはカンタンなこと、子どもたちを実際に天の川へ招待してくれるのです。子どもたちが準備体操をする姿もかわいらしく、ふたりのシンクロナイズドスイミング姿など、ユーモラスな場面も出てきて、子どもたちといっしょに楽しめることと思います!
福音館書店こどものとも傑作集「たなばた」は、中国の七夕説話をもとに描かれた絵本です。対象年齢は3歳以上で、小さいお子さんには少し難しいかもしれませんが、初山滋さんの幻想的な絵と、七夕にまつわる悲しいお話は心をひきつけるものがあります。小さいお子さんに読む際には、この素晴らしい絵を見せながら、かんたんに話をまとめてあげて伝えてあげるのがおすすめです。作品としても質の高い絵本ですので、ぜひご家庭に1冊、置いていてほしいなと思います!
・七夕に子どもと読みたい、おすすめ絵本3選でした
・どれもそれぞれに個性豊かな、素敵な絵本となっています
・お子さんといっしょに、絵本で七夕をぜひ味わってみてくださいね!