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絵本をどうやって選べば良い?迷ったときの選び方紹介!
絵本は子どもの感性や想像力をのばし、語彙力などによい影響があるといわれているのもあり、子ども時代にたくさん色々な絵本に出会って欲しいですよね。ただ、いざ絵本を選ぶとなったとき、どうやって選べば良いかお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、絵本の選び方に迷ったときにおすすめの選び方について、4つ紹介したいと思います!
絵本は、はじめから終わりまで、子どもに興味を持たせながら読み聞かせしなければ…と思うと、絵本の読み聞かせの時間が逆に苦痛になってしまいます。
絵のみで楽しめる絵本が多数ありますので、絵を見ながら子どもといっしょに楽しんではいかがでしょうか?おすすめ絵本を何冊か紹介します。
・えんにち(五十嵐豊子:作 福音館書店)…懐かしい夜店がずらりと並ぶ、文字のない絵本です。お祭りのにぎわいや、時の流れが絵だけで伝えられます。
・あかい ふうせん(イエラ・マリ:作 ほるぷ出版)…子どもがふくらませた赤い風船。大きくなって、空へ飛んでいって、それからどうなるでしょう?ゆっくり味わいたい絵本です。
・ぞうのボタン(うえののりこ:作 富山房)…おなかにボタンがついていて、なかからどんどん別の動物が出てきます!最後にネズミから出てきたのは、なんでしょうか!?展開がとても気になる絵本です。
絵本を選ぶ際に、どのような条件で選べばよいか迷うときには、子どもが今好きなもの、興味があるものをテーマにした絵本を選ぶのがおすすめです。たとえば消防車などでいうと「しょうぼうじどうしゃ じぷた」、おままごとに興味があるお子さんには「こぐまちゃんのホットケーキ」といった感じはどうでしょうか。
また、普段から子どもが目にすることの多いもの、体験していることを扱った絵本も導入しやすいかなと思います。ちょうちょやテントウムシなどが出てくる「てんてんてん」、お買い物や毎日のご飯で目にする野菜が出てくる絵本「おやおや、おやさい」、赤ちゃんがお着替えする絵本「おててがでたよ」だと、赤ちゃんと触れあいながら絵本も楽しめます!
オノマトペは、もののイメージや動きや音を、文字やことばであらわしたモノです。「じゃあじゃあ」「ぶよーん」「どっかーん!」など、他にもたくさんありますね。普段から子育て中に皆さんもよく使われているのではないでしょうか。私たち大人でいうと、オノマトペでなじみがあるのは、宮沢賢治さんの「やまなし」に出てくる一節「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ。」があるかと思います。
このオノマトペは、赤ちゃんや子どもは本当に大好きです。オノマトペを題材にした絵本がたくさん出版されていますので、オノマトペ絵本を探してみるのもおすすめです!
オノマトペ絵本で有名な元永定正さんの作品「ころころころ」「もけら もけら」「まる まる」、谷川俊太郎さん作の「もこもこもこ」もいいですね。また、とよたかずひこさん作の「ももんちゃんシリーズ」もかわいらしいオノマトペ絵本になります。
まずは、大人自身が「自分のお気に入り絵本」を見つけるというのが一番よいと思います!書店でもよいですし、絵本ナビなどのサイトでは絵本の紹介だけでなく、読者のレビューなども書かれていて、きっと自分のお気に入りが見つかるはずです。絵本ガイド本や雑誌なども数多く出版されていますので、そういうところから探っていってもよいですね。
絵本を読んでくすっと笑えたり、心洗われることもあったり、しんみりしたり…おうちにいながら別世界に誘ってもらえる絵本の出会いをぜひ、大人も体験してほしいです。その中で、子どももいっしょに共感して楽しめる絵本が必ず見つかると思います!
・絵本の選び方について、迷ったときにおすすめの選び方紹介でした
・「字のない絵本」「子どもが興味のある分野で選ぶ」「オノマトペ絵本」「大人のお気に入り絵本を見つける」など、色々やりかたはありますので、ぜひためしてみてくださいね!