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漢字検定10級に挑戦させる価値はある?→かなりありました!
世の中には「検定」とよばれるものがたくさん存在します。
英検・漢検検定など、学校が会場になっているもの&オンラインで受けられるものなど様々です。
子どもが学校から漢検のお知らせをもらってきましたが「10級なんて受ける価値あるの?!」と思い、私は悩みました。
本人の強い希望により申し込みましたが・・・結果的には受けて本当によかったです!
漢検対策から試験結果(満点合格)、数々のプラスになった点をご紹介します。
私自身は珠算4段を小学校のうちに取得した経験があります。
その経験ゆえに、正直なところ「検定とよばれるものは上位の級なり段をとらなくては意味がない!」と思うわけです。。。
「みんな(小学校1年生)なら、まずは10級から受けると良いよー。1年生で習った漢字がテストに出るから!」と先生に言われ、10級を受ける気満々で申し込み用紙をもらってきた娘。
「え・・・たいした金額ではないとは言え、わざわざ10級受けるの・・・?何の役にもたたないでしょ。。」というのが正直な私の感想。
それでも、「〇〇ちゃんも、〇〇ちゃんも受けるから、私も受ける!」と言い張るので、「テキストは買ってあげるから、検定の勉強は自分でしてよ!ママ手伝わないよ!」という条件付きで、申し込みすることに。
パパには「どうせ勉強しないから、無駄に申し込むな・・・!」と怒られましたが。。。
さー、どうなることやら・・・という状況でした。
アマゾンで10級の検定用のテキストをさがし購入。
自宅に届いた為、本人に渡しました。
「読みとか、書きとか、いろんなパターンがあるから、一通りやってみるんだよ。」
「くもんのプリント解く時みたいに、直接書いてしまうと、何回もやり直しができないから、答えはノートに書いていくんだよ。」と伝え、あとは本人にまかせました。
※くもんは、はじめは国語もやっていましたが、量が多すぎて挫折し、今は算数のみ習っています。
12月に申し込みをし、2月上旬に検定がある状況でしたが、テキスト購入後全くやろうとせずに1週間が過ぎました。
何度か注意してもやらず・・・。
渡しておいたノートを開かせて、私の前でやらせようとしましたが大泣き!
「なんで、直接書いちゃダメなの!!どうやってノート使えばよいかわかんない!!」と。。。
学校の漢字ドリルも直接書き込んで使っている為、ノートに解いていくという感覚がいまいちわからなかったようです。
どうにもこうにも、勉強スタートできそうにない為・・・アクセアの1枚3円コピーを利用して印刷してきて、手渡したところ、少しずつ解き始めるようになりました。
少しずつ進められるようになった為、口出しせずにいましたが・・・冬休み後半になり進捗を確認しました。
毎日の解く枚数の目安を伝えていましたが、その枚数をそもそもこなしていなかった娘。。。
もう一度、解く枚数の目安を計算しなおして、伝えなおしました。
かつ、実際の正答率を確認してみましたが・・・書けない漢字がある(本人が覚えていない漢字や、3学期に習う漢字)&漢字が正確にかけていない・書き順メチャクチャ&そもそもひらがなでさえも書き順変だぞ・・・
ということで大慌て。。。
くもんで国語もとっていた為、ひらがな&小学1年生の漢字の半分ほどはくもんで習っているはずです。
・・・がとにかく書き順がメチャメチャ。。
とめはねも全く正しく覚えられていません。。
くもんはひたすら問題を解かせますが、先生がそういった点は気にせずに、あまあまの採点をして、どんどんどんどん先に進ませてしまう為、正しい書き方がみについていませんでした。
100均でひらがな練習帳を買ってきて、私も練習している様子をみせつつ、一緒に取り組む・・・といったこともしてみました。
それでだいぶ、ひらがなは上達しました。
漢字に関しては、購入したテキストが、なんだか古い言葉がちょこちょこでてきているというか・・・これは日常的に使う言葉&漢字ではないだろう・・・というものもありました。
(比較的、多くの方が購入されているテキストのようではあるのですが。)
一度解かせて間違えたところはチェックを入れておいて、再度テストする・・・という一般的な方法で勉強させました。
漢字の書き順やとめはねは、小学校の漢字一覧表ミニポスター的なものが自宅にあった為、それを見直しながら一緒に勉強しました。
ネットで検索していたところ、10級の過去問的なものを2パターンみつけることができた為、2週間前に一度、それを解かせてみました。
テキストとは少し印刷のされ方も違う為、解く時にとまどわないですむための練習にはなりました。
また、だいぶ漢字を書くことにも慣れてきた為、ネット上で解いていく10級の問題もいっきにたくさん解かせました。
ネットで解けると、やはり遊び感覚で進められるようですね。
この方法は実際に手を動かして漢字練習をしっかりした後に取り入れると、有効的だなと感じました。
(小学1年生のはじめから、それをやらせてしまうと、鉛筆で漢字をかくことが面倒に感じてしまいそうですが・・・書き慣れてきた段階&漢字検定準備追い込み段階であれば!」)
それにより、かなり自信はついたようです。
漢字検定当日は普段の5時間授業が終わった後、学校が会場となった上での検定でした。
普段は週2日、くもんにいって放課後の時間帯に勉強はしているものの・・・集中力がしっかり残っているのか心配ではありました。
実際のところは勉強してきた漢字ばかりが出ていた為、楽しみながら解けたようです。
帰ってきて「もしかしたら満点かもしれない!」とニコニコしながら言っていました。
「もし、合格できてたら、私中学受験しようと思ってるから!」とびっくりするような発言まで出てきました。
そして、1か月ほどで合格発表と言われていた為、その日が近づくにつれて、まだかなまだかなとソワソワするようになりました。
結果は、満点合格!
娘にとってはかなりの自信につながったようです。
実はお兄ちゃんの方は一度も漢字検定にチャレンジしたことがなかった為、ものすごく自慢げに賞状をみせていました。
また、ちょうどその数日後に祖父母の家に足を運んだ為、漢字検定満点合格の報告を娘がしていました。
いっぱい・いっぱいじいじばあばに褒めてもらって、さらに自信がついたようです。
「9級のテキスト買って!」と言い始めているほどです。
また、以前は本があまり好きではない娘でしたが、図書館の本をみながら「この漢字わかる!漢字検定の勉強の時にこの読み方もやった!」といった感じで読書もするようになりました。
我が家なりの漢字検定10級へのチャレンジの過程をご紹介しました。
本人の自信につながっただけではなく、親としても達成感がありました。
みなさんにとって、この記事が漢字検定受検について考えるきっかけになればうれしいです。
※検定の最新の情報はHPでご確認ください。