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まんまーれ

「原爆ドーム」「平和記念資料館」など。広島の「平和記念公園」

ロシアのウクライナ侵攻がきっかけで平和について深く考え始めた子どもたち。

その為、「久しぶりに少し遠出をしようか」というはなしをした際に、足を運びたいと行ってきた場所はなんと「広島」でした。

今回は我が家なりの、広島市内での過ごし中心にご紹介します。

「平和記念公園」「広島平和記念資料館」「原爆死亡者慰霊碑」「原爆の子の像」「原爆ドーム」「おりづるタワー」などの情報を盛り込みました。

 

まずは「平和記念公園」へ!

真っ先に行きたいといっていたのが、「原爆ドーム」だった為、

まずは「平和記念公園」にむかいました。

(【平和記念公園 HP】https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-park/7480.html

広島では路面電車が本格的に今でも動いている為、それを利用して広島駅からむかいました。

路面電車に乗りながら広島の今の栄えている街の風景をじっくりみていきました。

とてもきれいな街で、東京都は違う大きな道路、大きな歩道、商業施設などが印象的でした。

到着後、「平和記念公園」に入っていきました。

きれいに整備された公園で大きな噴水が出迎えてくれました。

 

「広島平和記念資料館」で歴史を振り返る!

「平和記念公園」の中でまず立ち寄ったのは「広島平和記念資料館」でした。

(【広島平和記念資料館 HP】https://hpmmuseum.jp/

有名な丹下健三(たんげ けんぞう)氏による設計の建物です。

フジテレビや東京都庁などの設計も手掛けた方ですね。

「広島平和記念資料館」は戦後に入ってはじめて、戦後建築物として国の重要文化財に指定された建物なのだそうです。

建築物好きな方ですとさらにじっくり楽しめるスポットです。

そして館内は「1945年(昭和20年)8/6 8:15」と書かれたコーナーからはじまりました。

そう、広島に原子爆弾が投下さた日時ですね。

やや薄暗いコーナーには、先程通ってきた広島駅からの地図が大きく展示されていました。

原爆投下によって影響を受けたことがわかる模型になっていました。

当時、市内には約35万人の人々が生活していたそうです。

登校途中に亡くなった子どももいれば、家族を失いひとりぼっちなった原爆孤児とよばれる子どもたちも多数いたそうです。

被爆による放射線被害を受けた人たち、白血病などの後しょうがいをおってしまった方々も多くいたそうです。

そういった方々のことがわかるパネルや衣服など、被爆したものの展示なども行われていました。

核爆発に関する展示コーナーもありました。

「リトル・ボーイ」とよばれる長さ3m・重さ4トンの原子爆弾が広島に投下されましたが、その縮小模型も展示されていました。

9600mの高さから投下されて、地上600mの上空である、病院の上あたりで爆発したそうです。

戦争の恐ろしさを感じ取ることができました。

ちなみに、現在の平和祈念公園周辺は、当時たくさんの人が住んでいて、映画館や旅館があるにぎやかな街だったそうです。

広島市は日本の軍隊の重要な役割を持つ都市の1つでもあったとのことで、京都・横浜・小倉と共に原爆投下の街の案としてあがっていたそうです。

一番被害が多い街であるということから最終的に広島に原爆が投下されてしまったようです。

 

「原爆死亡者慰霊碑」にも。

平和記念公園内にある「原爆死亡者慰霊碑」にも立ち寄りました。

終戦記念日になると必ず放映される場所ですね。

「原爆死亡者慰霊碑」は「広島平和記念資料館」と「原爆ドーム」を結ぶ直線上に設置されているものです。

「原爆犠牲者の霊を雨露から守りたい」という思いがあったからこそ、屋根の部分を「はにわの家型」にしたそうです。

そして、石碑の碑文の文章は有名ですが「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれていました。

 

「原爆の子の像」の折り鶴

そのまま北に歩いていくと「原爆の子の像」がありました。

下には「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」と刻まれた石碑もあります。

原爆で亡くなった全ての子どもをなぐさめるためにつくられたものとのことですが、それにいたるまでの秘話もあったようです。

2歳の時に爆心地から1600mのご自宅で被爆してしまったサダコさんという方がいらっしゃって、

被爆からかなり時間が経過してから、原爆症ということで白血病になってしまったそうです。

病気が治るようにと鶴を折り続けていたようですが、12歳で残念ながら他界してしまったそうです。

その思いを受け継いでつくられた像とのことです。

 

そして「原爆ドーム」へ。

「原爆ドーム」元々は広島県産業奨励館として設立された建物です。

原爆投下の影響を受け、大破・全焼してしまったそうです。

鉄骨部分は残ったものの、館内にいた方々は即死状態だったようです。

危険建造物であり、かつ悲惨な思い出がある為、取り壊すべきという意見と、記念物として残すべきという意見があったようです。

しかし、被爆建物が減っていく中、保存を求める声が強まった為、今の形で残されたそうです。

そして「原爆ドーム」と呼ばれ、戦争当時のことを振り返るためのスポットとなりました。

 

「おりづるタワー」で休憩も。

「おりづるタワー」という新しいスポットが原爆ドームすぐ近くにできたとのことで、立ち寄りました。

おりづるがたくさん飾られているスポットで、広島のお土産なども購入できる物産館にもなっています。

広島の街を一望できる展望台や、カフェなどもあります。

 

まとめ

今回は広島の街、特に平和に関係してくるスポットをご紹介しました。

「平和記念公園」「広島平和記念資料館」「原爆死亡者慰霊碑」「原爆の子の像」「原爆ドーム」「おりづるタワー」の順番でまわりましたが学びの多いスポットばかりです。
広島に行った際に、ぜひ立ち寄ってみて、平和について考えるきっかけにしてみてくださいね。

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