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おやすみ絵本のおすすめ3選【寝る前の環境づくり】
おやすみなさいの時間、お子さんとどのように過ごされていますか?まだ寝たくないといったお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。兄弟がいたり、大人がまだ起きていると寝るのが難しい時もあるでしょう。そんな毎日ですが、少しでもお子さんが夜、眠りにつく環境を整えてあげたいですね。
今回は、おやすみなさいがテーマの、おやすみ絵本おすすめ3冊紹介します。「おやすみなさい おつきさま」「みんな おやすみ」「ねないこ だれだ」絵本をいっしょに読みながら、おやすみなさいしてみませんか?
マーガレット・ワイズ・ブラウンさん作、クレメント・ハードさん絵による、おすすめのおやすみ絵本になります。
この絵本、とっても素敵な絵本です。おつきさまのきれいな夜、みどりのお部屋で、子うさぎはおやすみなさいの時間です。お部屋には電話がひとつ、赤い風船がひとつ、絵の額がふたつ。子猫が2匹、手袋もひとそろい、人形の家、子ネズミも一匹。「しずかにおし」うさぎのおばあさんもいます。
お部屋にあるもの、いるひとたち(正確には動物たちですが)、そこをとりまく情景ひとつひとつにおやすみなさいと…。それはまるで、おやすみなさいの儀式のようで、次第に子うさぎは眠りについていきます。しんと静まり返ったお部屋には、赤々と燃える暖炉、人形の家の灯りが印象的です。寝る前のしんとした時間を、絵本から感じ取っていただけたらなと思います。
みんな、どのように眠っているのかな?しかけ絵本が楽しめる、ブルーノ・ムナーリさん作のおやすみ絵本です。布団をめくると、水槽の絵をめくると、クッションをめくると…ちいさな坊やのチッチョが、金魚のベレンガーリオが、おすねこのガエターノが寝ています。
庭の木の葉と木の葉の間では?バッタはどこで寝ているのかな?屋根裏では、誰が寝ているのかな?みんなおやすみなさいの時間ですね。
ムナーニさんはイタリアの美術家で、絵本作家の他にグラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家などさまざまな顔を持っています。「スイミー」でおなじみのレオ・レオニさんとも交流があったそうです。多方面で活躍されていたムナーリさんだけに、グラフィック的な構図のセンスや余白を生かした芸術性も感じられるおすすめの絵本となっています。
みんなおなじみ、せなけいこさんによるおやすみ絵本です。私自身も娘が小さい時によく図書館で借りていました。赤ちゃん絵本ではありますが、大きくなっても十分楽しめるのでおすすめです。
ねないこだれだ、よなかはおばけのじかんですよ…
よなかにあそぶこは、おばけにおなり、おばけのせかいへとんでいけ、おばけになってとんでいけ…こわいけど、でもこのせなけいこさんの切り絵による、ドキドキしながら読み進めていく「ねないこだれだ」には不思議な魅力があり、ついつい手に取ってしまいます。子どもにはどのように映っているでしょう。
こわいけど、おはなしはおはなし、でもこわいという現実とおはなしの世界を行き来できるのが、絵本の魅力でもありますね。
おやすみ絵本おすすめ3冊「おやすみなさい おつきさま」「みんな おやすみ」「ねないこ だれだ」紹介しました。ほんとうに色々な絵本がありますね。今回紹介した絵本以外にも、たくさんのおやすみ絵本がありますので、図書館等でぜひチェックしてみてくださいね!