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子どもの想像力をつける、おままごと遊びのやりかた
おままごと遊びは「ごっこ遊び(なりきって遊ぶ)」・「見立て遊び(何かに見立てて遊ぶ)」要素を含むことから、子どもの想像力を育む遊びとして知られています。性別関係なく、おままごと遊びはぜひ子どもたちに体験してほしい遊びの一つなのではないでしょうか。
今回は、おままごと遊びを自宅でやる際のモノ選び、やりかたについてお伝えします。ぜひご覧くださいね。
ナスやニンジンなど、形のあるものを揃えるよりも、まずは白木(木製の無塗装)の積み木やおはじき、花はじき、チェーンリングなどのものを食材に見立てる、といったおままごとをおすすめします。シンプルなものから、何かに見立てるといったことで子どもの想像力が育まれるからです。
おはじきや花はじき、チェーンリングなどをぐるぐるボウルなどでかきまぜる際にも、心地よい音が出ますよね(それはまるで、あずきをとぐときのような)。大人も落ち着いたりしませんか?電池を入れて鳴る音楽や音声より、できればこのような音をお子さんにきかせて欲しいな、と強く願います。
具材を引き立たせるためには、木のぬくもりを生かしたお皿がよいですね。「ものの重みを知る」「本物の素材を知る」といった点においてもおすすめです。できれば色味のない、ナチュラルなものにしましょう。100均で手軽に揃えるのもよいですし、産地や色、手触りなどにこだわって選んでみるのもいいですね!
できれば無塗装の、木のおままごとキッチンをおすすめします。コストや置き場所等を考えると難しいのであれば、段ボールで自作というのもよいですね。
とりあえずは箱を裏返してテーブルを作るだけでも、「調理場・テーブル」としての環境が整うかなと思います。シンプルな色味の布をかけたら、なおよしです!
おままごと遊びを盛り上げるための小道具として、あったら嬉しいですね。100均でお好きなのを調達するのはいかがでしょうか?
<三角巾>
三角巾はバンダナで代用するのがいちばんポピュラーでしょうね。うちは小学校での運動会で必要になり(ワンピースの曲に合わせて踊るといった種目で)購入しましたが、調理実習など、今後も何かしら出番がありますので、ひとつ持っておくと便利かなと思います。
ちなみに、セリアにある白いバンダナをナチュラル風にしたいのであれば、こちらの記事を参考にして紅茶染めはいかがですか?浸す時間や定着させるものによって色味が結構かわってきて面白いです。(以前の記事はこちら→)
<エプロン>
100均の手ぬぐいを腰に巻くだけでも、簡単なエプロンになりますよ。好きな柄も選べるのでいかがでしょうか。
また、シンプルなエプロンにワンポイント刺しゅうして、オリジナルエプロンにするのもおすすめです!
ボタンを押せば鳴るようなおもちゃ、遊び方がハッキリとわかりやすいおもちゃと違い、おままごと遊びに関しては、初めわからないこともあります。保護者がどのように遊んだらよいか示してあげることも必要かなと思います。教えるということではなく、一緒になって遊ぶ、という感覚でよいかもしれません。そのうちに、お子さんが自ら創意工夫して遊びこめるようになってくると思います。
今回は、想像力を付ける「おままごと遊び」を自宅でやる際のモノ選び、やりかたについてお伝えしました。保護者が適切な関わりをすることで、お子さんの遊びがどんどん広がっていくと思います。せっかくのおうち時間、子どもの想像力を育むおままごと遊びをいっしょに楽しんでくださいね!