8Dec
気が付けばもう12月。
服を脱ぐとき、手すりやドアノブ、車に触れたとき、毛布を取り込むとき…静電気がバチッという経験、誰もがお持ちですよね。
お子さんにも、できればバチバチを味わってほしくないのではないでしょうか。
空気が乾燥する冬場に起こりやすい静電気ですが、子ども服の選び方、組み合わせを工夫するだけで、少しでも静電気がおさえられるそうですよ!
おおきく2つに分けて、「洋服の重ね方に気を付けること」「天然素材の服を選ぶこと」になります。
以下、詳しく解説していきますね!
繊維の性質を知ろう

衣類はプラスに帯電しやすい素材、マイナスに帯電しやすい素材というのがあります。
冬場は特に重ね着をするため、繊維同士の摩擦により静電気が起こりやすくなります。
「衣類素材の帯電列」の表をご覧ください。
簡単にいうと、摩擦が起きる(重ねる)繊維同士の位置が離れているほど、静電気が起きやすい仕組みになっているのです。
例を挙げると、ウールのセーターとポリエステルのシャツを合わせると静電気が起きやすいということになります。
また、人の皮膚に近い帯電列である綿や麻、シルクなどの天然素材の衣類は、静電気が起きにくくなります。
このことから、静電気を起こしにくくするには、洋服の重ね方に気を付けたり、天然素材の服を選ぶのがよいといえるでしょう。
静電気 パジャマ|起こりにくい素材の選び方と対策 (tsukurupajama.jp)
洋服の重ね方に気を付ける
フリースはポリエステルからできているため、マイナスの電気をためやすい性質があります。フリースのアウターを着る際は、同じマイナス素材のアクリルなどと合わせるか、もともと帯電しにくい綿や麻などのトップスとあわせるのがよいでしょう。
また、ナイロンのダウンジャケットの下にはウールのセーターを着る、というのも、同じプラス素材同士で相性がよいですね。
手持ちの服を調べているうちに、ダウンベストがポリエステルとナイロンが混合であるということに気づいてしまいました。まさに、プラスとマイナスの組み合わせで、静電気が起きやすいのだと思うのですが…どうしても着たいので、下に綿のカットソーとあわせて着ることにしました。
結構、混合素材のものって多いですね。
色々考えだすと何も着れなくなってしまいますし、コーディネートにもかかわってきますので、できる範囲でやってみるのがいいかと思います!
衣服と静電気の関係について | 衣服を楽しむ | 東京都クリーニング生活衛生同業組合 (tokyo929.or.jp)
繊維製品の帯電性評価と帯電防止技術 ja (jst.go.jp)
天然素材の服を選ぶ


 
       
      

