2Nov
最近話題のSDGs。「持続可能な開発目標」で、簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題などの課題を世界のみんなで2030年までに解決する」という計画目標です。
目標は17あり、さらに細かく分けると169もあります。
子供たちにも伝えていきたいですが、数が多すぎたり難しかったりでなかなか教えるのも大変。
そこで、イベントや街中での募金活動などで見かけることも多い様々な色のリボンマークから教えてみるのはいかがでしょう?
リボンマークは色によって込められた意味が違っており、子供たちに覚えておいてほしい人権問題などにもつながって行きます。
リボン・カラフルな色で子供たちにも受け入れやすいと思うので、SDGsの最初の一歩に良いのではないでしょうか。
国内で有名なリボン活動の中でも、子供たちに伝えやすそうなカラーを3色ご紹介します。
ピンクリボン

リボン活動の中でも1番見たとこがあるのはピンクリボンではないでしょうか。
ピンクリボンは「乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える」シンボルマークです。
1980年代にアメリカで始まり、今では世界にも広まっており世界共通のカラーです。
日本でも毎年10月にピンクリボンフェスティバルが開催されるなど、精力的に活動されています。
「乳がん」というと子供たちにはまだ馴染みが無くわかりにくいとは思いますが、ショッピングモールのトイレなどにピンクリボンのシールが貼られている箇所もあったりと目にはつきやすいと思うので、「これはなに?」と聞かれたときに教えておきたいマークです。
SDGsのイベントなどでも見ることができるのではないでしょうか。
イエローリボン

イエローリボンは「障害のある人びとの社会参加を推進していくため」のシンボルマークです。
障害のある人びとが、自分らしく自立し、お仕事や生活ができるようにという気持ちが込められています。
SDGsのイベントやお祭りなどで障害者支援施設にて障害のある人びとが手作りしたクッキーやキーホルダーなどを見かけたことはありませんか?
そういった活動の場にもイエローリボンがところどころに貼られていたり、イエローリボンの缶バッチを付けていたりします。
最近ではEテレなどでも障害のある人びとにスポットを当てている番組があり、子供たちに分かりやすく説明してくれています。
パラリンピックを見ていろいろ質問を受けたママも少なくないのではないでしょうか。
幼稚園・保育園・小学校などでたくさんのお友達が増える時、「見える障害・見えない障害」があることも同時に少しずつ教えてあげたい大切な事ですね。
オレンジリボン


