ホーム >
幼児教育 >
「ダメな子ね」と叱ると本当にダメな子になります
「本当あんたはダメな子ね」
このように叱ってしまうと、本当にダメな子になってしまいます。
その理由は「ラベリング」を知ればわかります。
ラベリングとは、人からある「レッテル」を張られると、その「レッテル」通りの言動をとるようになることです。
例えば、
「あなたって本当に大ざっぱね~」
と言われた(レッテルを貼られた)人は、本来はすごく神経質な性格をしていても、無意識に大ざっぱな言動をとってしまうのです。
「こんな問題も解けないなんて、本当にダメな子ね!」
と言われると、
「どーせ、僕はダメな子ですよ」
と思い、ダメな子のレッテルに沿うように、勉強やお手伝いをしなくなります。
このように、親の何気ない一言が、子どもの性格を間違った方向に育ててしまうのです。
別にラベリングはネガティブなものではありません。
子どもが、お手伝いをしてくれたら「○○は本当に気遣いができる、優しい子ね~」と声をかけてあげれば、その通りの素敵な人間になるでしょう。
算数のテストで良い点を取ったら、
「△△は算数博士だね~」と声をかけてあげれば、算数に意欲的に取り組むでしょう。
このように、子どもへの声かけ一つで、優しい子にもダメな子にもなるのです。
どんな子に育つかは、親がどう育てるかが大きく影響されます。我が子にどう育ってほしいかを考えて、そうなるように接していきましょう!